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ちまたで話題の“ちょっといーな”情報を、日替わりで紹介する「新井恵理那のあら、いーな!」。 2日のテーマは「海外気分が味わえる店 ブータン編」です。 コロナ禍で海外になかなか行けない今だからこそ、国内で海外気分を味わいたいですよね。 今回は、「ブータン料理」が味わえる店を紹介します。 ■代々木上原の住宅街に“ブータン料理店” 世界一幸せな国、ブータンは、ヒマラヤ山脈の南に位置し、中国とインドに挟まれた国土は九州ほどの大きさです。 ほとんどが山岳地帯におおわれて、手付かずの自然が広がる中には、寺院なども点在しています。 2011年には、ワンチュク国王夫妻が、国賓として来日したことも話題となりました。 しかし、ブータンの人々がどんな料理を食べているのかというと、あまり想像がつきません。 そこで、東京・代々木上原駅近くの住宅街の中にある店「ガテモタブン」を訪ねました。 店の中に入ると、臼田香太オーナーと村上光店長が出迎えてくれました。2人は、高校時代の同級生なのだそうです。 落ち着きのある店内には、ブータンで購入したというグッズが、たくさん飾られています。 一体、どんなブータン料理が登場するのでしょうか? ■ブータン料理は“世界一トウガラシ使用” 運ばれてきたのは、ブータンの代表的な家庭料理の干し肉の「パクシャパ」です。 この料理には、本場ブータン産の乾燥トウガラシが使われています。実は、ブータン料理は“世界一トウガラシを使う”と言われているそうです。 この料理にも、赤トウガラシまるまる一本と、粉末トウガラシが入っています。ちなみに、ブータンの言葉で「パクシャ」は「豚肉」で、「パ」は「塊」を意味します。 味は、思ったよりも辛くなく、肉からもトウガラシからも、かめばかむほど味が出てくるといいます。 味付けは、シンプルに塩のみ。うまみや甘みは、トウガラシから出ているそうです。和食に近いようで、懐かしい感じもするそうで、ご飯が食べたくなる味です。 ブータンの主食は、日本と同じく米で、おかずで大量のご飯を食べるといいます。 臼井オーナー曰く、「ご飯を食べるためにパクシャパがある。それくらいご飯が重要」なのだそうです。 ■トウガラシを“野菜”として味わう そして、次の料理は「エマダツィ」です。 毎日3食、エマダツィを食べる人もいるといい、ブータンではトウガラシを野菜として食べるそうです。 作り方は簡単。生のトウガラシ11本を半分に切って、チーズやタマネギと一緒に煮込むだけです。 ブータンの言葉で「エマ」は「トウガラシ」で、「ダツィ」は「チーズ」を意味します。 「辛さ」と「まろやかさ」の奇跡のコラボレーションが味わえるエマダツィ。 癖になる味で、食べていくうちに辛さが、さわやかさに変っていくといいます。トウガラシの野菜としてのおいしさが分かるといいます。 ■“ブータン料理店”オープンのきっかけは? 店がオープンしたのは約14年前のこと。きっかけは、臼田オーナーが学生時代にブータンを訪れたことだそうで、「最初にブータン料理を食べた時の衝撃を、皆に味わってもらいたい」と思い、開業したといいます。 (「グッド!モーニング」2021年4月2日放送分より)
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