
有害サイトへの接続を制限するフィルタリング機能を携帯電話で利用している高校生は、県内では4割以下にとどまっていることが分かりました。
有害サイトを通じて児童・生徒が巻き込まれる事件が、各地で相次いでいることを踏まえて、奈良県は、平成24年から、毎年、小学6年生と中学2年生、高校2年生の保護者を対象に携帯電話の実態調査を実施しています。
去年の調査は1979人を対象に行われ、72.2%にあたる1428人から回答を得ました。
それによりますと、スマートフォンなど携帯電話の保有率は、▼小学生が54.8%、▼中学生が84.9%、▼高校生が99.7%と年齢があがるとともに高くなっていました。
一方、有害サイトへの接続を制限するフィルタリング機能を携帯電話で利用している割合は、▼小学生は56.4%、▼中学生は53.2%、▼高校生は38.5%と、年齢があがるにつれて低くなっていました。
フィルタリング機能を利用しない理由について複数回答でたずねると、高校生では、▼「特に必要と感じない」が39.6%、▼「利用しなくても適切なインターネット利用を管理できる」が31.7%などとなっています。
県は、チラシや動画でフィルタリング機能の利用を呼びかけています。
調査を実施した県青少年・社会活動推進課は、「犯罪やトラブルを未然に防ぐために、学校や販売店、警察とも連携し安全に携帯電話を使ってもらえるよう指導に取り組みたい」としています。
からの記事と詳細 ( 高校生の携帯電話 有害サイトへの接続制限利用は4割以下|NHK 奈良県のニュース - NHK NEWS WEB )
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