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就職活動中の学生に「大東亜以下」などと書かれたメールが送られ、“学歴フィルター”ではないかと物議を醸した問題。送信した「マイナビ」が経緯を明かしました。 ■「大東亜以下」メール 就活生に… 大学2年生:「やっぱり、就活生からすると、一生懸命やっているので。やるせない気持ちになるかなと思います」 大学3年生:「かなりショックですね。学歴フィルター掛けるのは、分からなくもないけど、公にしたらダメ」 問題が起きたのは6日、就活情報などを提供する大手のマイナビが、ある企業がインターン募集のメールを送ったのですが、そこに「大東亜以下」という不可解なタイトルが付けられていたのです。 「大東亜以下」とは、それぞれの頭文字から、私立大学群の大東文化大学、東海大学、亜細亜大学を指し、「大東亜」以下の大学と学歴の区分けをしているのではないかとして、SNSで炎上しました。 「大東亜以下」「学歴フィルター」というワードが一時、トレンド入りする騒ぎとなりました。 ■“学歴フィルター”か…SNS炎上 しかし、メールを受け取ったのは、その大学に通う学生だけではありません。 就活にいそしむ法政大学の3年生、佐々木さん(仮名)は届いたメールを見て、がくぜんとしたといいます。 就活中の法政大学3年・佐々木さん(仮名):「大東亜と言ったら、一定の大学ランクなわけじゃないですか。そこに『以下』と付いたら、それよりも下の大学を指すのかなというふうには。メールで大学群の名前が出てくるということは、悲しいというか、残念みたいな印象を受けた」 どんな学生でも、入社試験にエントリーできるはずですが、もしも“学歴”というフィルタリングが初めから存在するのならば、学生たちはどう思うのでしょうか? 就活を終えた大学4年:「企業がせっかく人柄重視とか言っているのに、自分にそれ(メール)が届いたら、ちょっとショック受けるかな」 ■マイナビ「誤解を与えるような…」 この騒動の真相をマイナビに問い合わせると、次のような回答がありました。 マイナビ広報:「当社は、学歴によって、一部の学生が有利になるようなことは行っておりません。当該メールは、マイナビ新卒紹介にご登録頂いた方のうち、首都圏在住の皆さまにお送りする予定のメールでしたが、作業の際、コピーしたワードがペーストされた、誤ったタイトルのメールが送信されてしまいました」 「本件を重く受け止め、再発防止を徹底する」としながらも、学生を「大東亜以下」と「それ以外の大学」という2つのグループに分けていたのは、事実だと認めました。 マイナビ広報:「ただし、分けたのは、ちょうど学生の人数を半分ほどに分けられるからです。あくまでも、人数を分けるための区分として使っていたもので、サービスの内容は以上でも以下でも同じものです」 さらに、「大東亜以下(9)」としたことについては…。 マイナビ広報:「“大東亜以下(9)”とは、大東亜以下の学生に指導を行うキャリアアドバイザーが9名いる、という意味の用語でした。誤解を与えるようなメールをお送りしてしまい、大変申し訳ございませんでした」 (「グッド!モーニング」2021年12月8日放送分より)
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