食べログユーザーの評価により決められる食べログ独自の年間レストランアワード「The Tabelog Award」その受賞店の魅力とともに、店主の行きつけ店をご紹介。中国料理「茶禅華」の店主が唸る名店とは?
〈一流の行きつけ〉| 中国料理「茶禅華」東京
高評価を獲得した全国536の飲食店の中から、食べログユーザーが“ここぞ”という店に一票を投じる「The Tabelog Award」。食通たちの信頼を勝ち取った受賞店は、どれも一生に一度は食べたいと言われる名店ばかり。
受賞店の魅力とこだわり、店主が行きつけにしているお店を知ることで一流店のエッセンスに触れることを目的にスタートした当企画。 今回は2021Goldを受賞した「茶禅華」。中国料理に和の魂を込める川田智也氏にお話を伺った。
中国料理を新たにする“和魂漢才”の心
「茶禅華」は伝統的な中国料理に日本料理の精神性を織り込む料理で客人を魅了する。店主の川田智也氏が掲げているのは“和魂漢才”という言葉だ。中国伝来の文化や学問、芸術に日本古来のオリジナリティをあわせてひとつにする思想を自身の料理に重ねる。中国料理の大胆な旨さと日本料理の滋味深いおいしさ、双方の味わいを豊かに引き出し、中国料理の新しい価値を切り拓いている。
幼少の頃から中国料理の魅力にとりつかれていた川田氏。「料理人になる」という夢を叶えるべく、中国料理界の重鎮・長坂松夫氏が率いる「麻布長江」の扉を叩いた。腕を磨くことおよそ12年。いざ独立かと誰もが思ったタイミングで川田氏は日本料理の世界へ飛び込んだ。日本の食材に眠る価値を世界に伝える料理人・山本征治氏のいる「龍吟」へ修業の舞台を移す。28歳でゼロから再出発した理由をこう語る。
「日本で中国料理を究めたいと思ったからです。中国には何度も足を運び、本物の技術と真剣に向き合いましたが、日本の食材で中国料理を作ってみると何かが違うと感じていました。上海、四川、広東、北京。それぞれの土地の恵みを最大に活かす中国料理が各地にあるように、日本の食材で中国料理を作るためには、日本の料理を熟知しなくてはいけないと考えるようになりました」
からの記事と詳細 ( ラーメンから餃子、そば、麻婆豆腐まで。中国料理の名店「茶禅華」が絶賛する行きつけ店とは?(食べログマガジン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
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