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Friday, September 4, 2020

8月のフィッシング報告件数発表、ついに月間2万件を突破|フィッシング対策協議会 - インターネット・セキュリティ・ナレッジ

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2020/09/04

フィッシング対策協議会は9月3日、フィッシングに関する8月の集計結果を発表しました。それによると、同協議会に寄せられた月間のフィッシング報告件数は20,814件となり、ついに2万件台を突破しました。

2019年は、同年12月の8,208件が最大値で、1万件台を下回っていましたが、2020年春頃から報告件数が急増。2020年4月に初の1万件台を記録して以降も増加傾向を見せています。


図:フィッシング報告件数の推移(フィッシング対策協議会の発表資料より)

図:フィッシング報告件数の推移(フィッシング対策協議会の発表資料より)


全体の傾向としては、Amazon、LINE、楽天、楽天カードを騙るフィッシングメールが、繰り返し大量配信されており、この4ブランドだけで報告数全体の約92.6%を占めているとのことです。また、これらの偽メールの多くは、差出人メールアドレスに正規サービスのドメインをかたる「なりすまし送信」だったとのことで、受信者が送信元を一見しただけでは真偽の判断が困難なものになっています。他には、Apple、クレジットカードブランド、金融機関、家具販売サイトや家電メーカーのブランドをかたるフィッシングサイトの報告を受けているとのことです。また、拡散手段もメールに加えてSNS広告から誘導する手口にも注意が必要だとしています。
一方、不正なURLについては、同じ文面でURLが短時間で変わっていくものが多く、大量に取得した独自ドメインやIPアドレスを直接使うケースが増えているとのことです。

■対策
フィッシングサイトへの主な誘導手段となっているフィッシングメールには、メールのフィルタリング機能やセキュリティソフトによる対策が有効です。誤って誘導先にアクセスしてしまわないためにも、不正なメールの受信を防ぐことが大切です。もし不審なメールを受け取った場合は、各サービス事業者の問い合わせ窓口、またはフィッシング対策協議会に連絡してください。
SNS広告を悪用した手口に対しては、広告からではなく認証済みの公式アカウントや正規サイトを検索し、そこから商品やサービスの情報を確認するなどし、安易に広告をタップしないようにしてください。また、ログインを促すようなメールやSMSを受信した際は、公式アプリやブックマークした正規のURLからサービスへログインして確認しましょう。

メールなどで送られてきたURLが不正なものかどうかを確認する手段としては、無償で利用できるトレンドマイクロの「ウイルスバスター チェック!(@trendmicro_vbcheck)」も役立ちます。LINEの友達に追加することで、サイトにアクセスする前にトーク画面でURLの安全性を判定することができ、フィッシングサイトなどの不正サイトへのアクセス回避につながります。また、昨今注目されている個人情報漏えい被害への対策として、自身のメールアドレスがネット上に流出しているかどうかを確認することも可能です。自身や家族のセキュリティ対策に役立てましょう。


ウイルスバスター チェック!

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