アメリカ大統領選で勝利を確実にしているバイデン氏は23日、新政権の閣僚人事の第一弾を発表しました。
今回の人事でバイデン政権の方向性が見えてきました。オバマ政権の国務長官、ジョン・ケリー氏の起用など、経験豊富な人物を並べて、実務型の布陣となりそうです。
外交の要となる国務長官には、オバマ政権の国務副長官で、自身の外交アドバイザーでもあったブリンケン氏を起用しました。
またジョン・ケリー元国務長官は、気候変動問題の大統領特使に起用されました。トランプ政権が地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」から離脱したばかりで、バイデン政権としては大物の起用で、この問題を重視する姿勢をはっきりと打ち出しました。このケリー氏は、NSC(=国家安全保障会議)のメンバーにも入っています。
バイデン氏「(Q:なぜ安保関係の人事を最初に?)なぜなら(重要な)安全保障だからだ」
そして、オバマ氏もさっそく反応しています。
オバマ前大統領「アメリカは乗り越えるのに時間がかかるダメージを負った。しかし、バイデン氏が適切な人物を選んだことは間違いない」
さらに黒人女性やヒスパニックの閣僚起用も発表され、有力紙ニューヨーク・タイムズは「多様性を掲げたバイデン氏の公約を反映している」としています。からの記事と詳細
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