
家で調理する機会が増えたこの1年ではなかったでしょうか。主婦の負担増! という指摘もありました。まだまだ続きそうなコロナ禍ですが、これを機会に、あなたの食生活を見直してみませんか? 妊活のプラスになるかもしれません。認定不妊カウンセラーの笛吹和代さんからアドバイスいただきます。
外食ばかりだった人こそ、今がチャンス!
家にいる時間が長く、家で料理する機会が多くなりました。夫がテレワーク中、毎日3度の料理、顔を合わせて食事でウンザリ!! という話も耳にします。 私自身は、家で食事する機会が増えたことをプラスにとらえようと思っています。これまで外食が多かった人、栄養が炭水化物に偏りがちだった人、食事習慣を見直してみるいい機会だと思うのです。 自分の食事だけでなく、夫の食事をチェックするのにもいい機会です。コロナ禍前は昼食、夕食ともに外食で、夫がふだん何を食べているのか知らないという人も少なくないと思います。 特に特定健診でメタボ予備群の指摘を受けている人は、今こそ食事をはじめ生活習慣改善のチャンス! 血圧、血糖、中性脂肪の値が基準を超えるとメタボになりますが、メタボと精子の質にはある程度、相関性があることが明らかになっています。メタボ判定された夫こそ、コロナ禍中に食事習慣を改善するチャンスなのです。 ふだんから唐揚げなどの揚げ物、ラーメン、丼ものが大好き、ビール大好きといった男性、けっこう多いですよね。唐揚げが好きなのはいいのですが、問題は、唐揚げ、ビール、唐揚げ、ビール、シメにラーメン……と、野菜をほとんど摂らないこと。家で食べるのなら、揚げ物の付け合わせに野菜をたっぷり添えておきましょう。ビールの代わりにミネストローネ、の日があってもいいですね。 また、家では安く飲める分、酒量が増えてしまう危険が指摘されています。お酒の好きな人ほど宅飲みには注意してくださいね。
新しい調理器具で気分をアゲる!
私自身も実は料理をすることはあまり好きではありません。そこにこのコロナ禍で外食も減り、3食の食事の準備に正直うんざりしているところです。 そこで私のおすすめは……、前から欲しかった鍋など新しい調理器具を手に入れること。私は昨年、保温鍋、ミニホットプレートなどを買い足しました。保温鍋はとても便利だし、カラフルな無水鍋なども気分も明るくしてくれます。 料理があまり好きではない人も、この時期は新たな料理にチャレンジしてみてはどうでしょうか? お店で食べると高い料理も、自宅でつくると意外に安く作れることがけっこうあります。低コストの料理レパートリーを仕込むのに、いい時期だと思います。私は、意外にカンタンかつ見た目は豪華なアクアパッツァとか、アヒージョの素にブロッコリーを入れるだけでおいしくて家族にも大好評の手間いらずで野菜も一緒にとれるメニューを覚えて重宝しています。 食器をちょこちょこ買い足しするのも楽しいですよ。料理のテンションが上がるアイテムを見つけてください。先行きが見えない今だからこそ、自分の気持ちを自分で上げていくことが必要だと思います。 ステイホームの今こそ、食事内容を見直すチャンスととらえましょう。特にこれまで外食メインだった夫の食習慣を確認。メタボ予備群になりそうな食習慣は改善のチャンス! 毎日、野菜たっぷりにしてしまいましょう。 (教えてくれた人/笛吹和代さん) 働く女性の健康と妊活・不妊に関する学びの場「女性の身体塾」を主宰する「Woman Lifestage Support」代表。日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー。臨床検査技師でもある。化粧品メーカーの開発部に勤務中、29歳で結婚。30代で不妊治療を経て出産。治療のために退職した経験から、現在は不妊や妊活に悩む女性のための講座やカウンセリングを行なっている。
笛吹和代
からの記事と詳細 ( 妊活のために。ステイホームは食事習慣を見直す絶好のチャンス!(Suits-woman.jp) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
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