
文化鍋で炊いたご飯は同じ米でも香りが立ち、ふっくらおいしいという。 「母は料理があまり得意ではなかったのですが、電子ジャーが普及してからも炊飯は文化鍋でした。私もそれに倣って、ずっと文化鍋で炊いてるんです。お米は毎日のものだから、おいしく食べたいでしょ。保温できないし、私が子供の頃は電子レンジなんてなかったから、土曜の昼は必ず冷やご飯を使った焼き飯。シンプルだけどしょうゆのにおいが香ばしい、思い出の味です」 瀬尾さんに文化鍋でご飯を炊くポイントと、おいしくいただけるご飯レシピを教えてもらいました。この味を知ったら、文化鍋が手放せなくなるはず! ◆文化鍋で炊くふっくらご飯 「この5合炊きの文化鍋は、私が18才のときに購入したもので、40年以上も愛用。現在は、お米の量や料理に合わせ、サイズの違う4つの文化鍋を使い分けています」 「炊き上がったご飯の表面にポツポツとできた “蟹の穴” は、蒸気が循環しておいしく炊き上がった証拠」 「文化鍋で炊いたご飯は、お米の粒が立って、つやつや。15分ほど蒸らしてから混ぜます。アルミ製なので軽く、使い勝手もいいですよ」 ◆塩むすび 米の甘みが引き立つ! 「塩を多めに使うのがコツ。手のひらにたっぷり伸ばしたら、パンパンと2回叩いて余分な塩を落とします。生まれたての赤ちゃんの手を握るくらいのやさしさで、ふんわり握って」 「塩むすびにすると、ご飯のおいしさが際立ちます。塩をしっかりつけることで米の甘みが引き立って、具なしでも充分おいしいですよ」 ◆豚肉の焼き飯 冷やご飯をおいしく食べる知恵。 <材料>冷やご飯…茶碗2杯分豚こま切れ肉…50g長ねぎ…1/4本なると・サラダ油・こしょう・しょうゆ…小さじ2 1/2紅しょうが…各適量 <作り方>【1】ねぎはみじん切りにする。豚肉となるとは食べやすく切る。【2】フライパンに油を強火で熱し、ねぎを中火で炒めて油が回ったら、豚肉を加えて炒める。肉の色が変わったら、なるとを加えさっと炒めて、ご飯を加えて強火にして炒める。【3】具とご飯が混ざったら、鍋肌からしょうゆを加え1~2分炒める。火を止めて、こしょうを振って混ぜる。【4】器に盛り、紅しょうがをのせる。 教えてくれた人 料理家 瀬尾幸子さん 手軽においしくできて、毎日でも食べられるシンプルなレシピが人気。忙しかった母親に代わり、10代の頃から家の料理を担当していた。 撮影/鈴木泰介 ※女性セブン2021年10月14日号
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