
■“魚の高菜漬トマト煮ディル風味”のつくり方 北部の魚料理には、だしを合わせる物が多数あります。爽やかな香りに、高菜とトマト、ヌクマムと、異なる旨味が重なり合います。汁ごとご飯にたっぷりかけて。 ◇材料 (2人分) 高菜漬:80g(市販の株漬け) 白身魚:2切れ(さわら、めかじきなど) A : ・ ヌクマム:小さじ1/2 ・ 黒胡椒:少々 トマト:中1個 ディル:1/2パック(2~3枝)(ざく切り) 小ねぎ:2~3本 にんにく:1片分(みじん切り) 水:150ml 揚げ油:適量 植物油:大さじ1 B : ・ ヌクマム:約大さじ1 ・ 砂糖:約小さじ1 ・ 黒胡椒:少々 (1)高菜漬けの下ごしらえ 高菜漬は漬け汁を絞って2cm角に切り、ボウルに入れる。水を1~2度替えてしっかりと洗ってからたっぷりと水を張り、一晩つけて塩抜きし、水分を絞る。 (2)魚の下ごしらえ 白身魚はキッチンペーパーで水気を拭いて半分に切り、Aをまぶして10分おく。小ねぎは青い部分をざく切り、白い部分をみじん切りにする。トマトは横半分に切って種を除いてからざく切りにする。 (3)揚げる 小さめのフライパンに揚げ油を1cm程度の高さまで入れ、中温に熱する。2の白身魚の水気をキッチンペーパーで押さえて取り、フライパンに入れて揚げ焼きにする。中まで火が通り、両面によい揚げ色がついたら、取り出して油をきる。 (4)汁をつくる きれいにしたフライパンに植物油を入れて中火にかけ、にんにくと小ねぎの白い部分を入れて炒める。よい香りがしてきたら、トマト、高菜漬の順に入れてさらに炒める。高菜漬の香りが立ってきたら水を注ぎ、沸騰したら弱火にする。2~3分煮てから味をみてBで味をととのえる。高菜漬の塩分の残り具合によっても味の出方が変わるので、調味料の量は加減する。 (5)仕上げ 3の魚を入れ、蓋をして4~5分蒸し煮にする。仕上げに小ねぎの青い部分を加えて混ぜ、火を止める。器に盛り、ディルを散らす。 --------------- ――教える人 「伊藤忍 ベトナム料理研究家」 フードコーディネーターを経てベトナム・ホーチミンへ移住。3年半の間、料理研究と旅行者向けの料理教室の運営などに携わる。帰国後はベトナム料理研究家として幅広く活動中。料理教室「アン コム」主宰。 --------------- 文:鹿野真砂美 写真:宗田育子 この記事は四季dancyu「秋のキッチン」に掲載したものです。
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