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Thursday, March 31, 2022

iPadで学校生活が激変 重い教材の持参が不要に プレゼン力アップ、連絡もスムーズ|高校生新聞オンライン|高校生活と進路選択を応援するお役立ちメディア - 高校生新聞

tahupedascabe.blogspot.com

私の学校ではiPadを導入しています。保護者負担で購入し、学校でフィルタリングをかけているため学習以外の使い方はできません。iPadを駆使した私の高校生活を紹介します!(高校生記者・めておーら=2年)

授業前に解説動画をチェック

学校の支度をするときにiPadで時間割をチェック。学習管理ツール「Classroom」で1週間ごとに配信されるので、それをスクショしています。小テストスケジュールも配信されるので便利。荷物が重いとき、単語帳のページを撮れば本体は持ち運ばずに済みます。

私の学校では「紙に書いた方が、知識が身に付きやすい」という理由でiPadを授業ノートとして使うのは推奨されていません。とはいえ、いろいろな授業でiPadは役に立ちます。

世界史での活用例

たとえば数学の授業。先生から問題の説明があった後、授業前に配信されている解説動画を見ます。類題は参考書を解くのですが、iPadのアプリにデータとして入っているので重たい紙媒体を持ち歩かなくてよいです。

英語では、アプリを使って英作文などを共有。事前に当てられた生徒がアプリに書き込み、先生が解説します。生徒2人の英作文を見比べたりもしています。

授業イメージ。英文を先生が添削してくれる

プレゼン資料をさっと共有

授業内のプレゼンテーションでもiPadは大活躍。全員に資料を共有しやすく、パワーポイントのアプリを使って作成から発表まで行います。新型コロナウイルス感染症対策の一環で、発表は録画して映像を流しています。

1日の終わりのSHRの1分間スピーチでもiPadを使います。テレビに写真やプレゼンテーション資料を映しています。

教室のイメージ図

部活の上達具合も一目で

iPadでニュースが読めるのが一番うれしいです。友達と気になったニュースを見てよく意見交換しています。

部活動の予定表や練習試合の出欠などもiPadで共有。緊急連絡なども即時にみんなに伝わります。練習試合のスコアもiPadでつけていて、パーセンテージなどわかりやすく表示されます。前回からどのくらい伸びたか確認できます。約2年間iPadを活用し続けて「日々の生活で電子機器の使い方を実践から身につけられる」と実感しています。

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Tuesday, March 29, 2022

有機ELは最高だ!いまノートPCを選ぶなら有機EL一択かも - PC Watch

tahupedascabe.blogspot.com

 これからの新生活に合わせてPCが必要になったという人や、新生活ということでなんとなくPCが欲しいと思っている人は多いだろう。そんな状況の中、「新生活のPCこそ有機ELディスプレイを搭載するノートPCを選ぶべきなんです」とASUSから連絡が入った。新生活と有機ELにどんな関係が? と思うだろうが筆者ももちろん最初はそう思った。

 というわけでASUSにそれってどういうこと? と詳しく確認するために有機EL搭載の14型モバイルノート「Vivobook Pro 14 OLED M3401QA」をお借りした。

 ASUS一押しのこの製品は、ノートPCの画面で一般的な液晶ではなく、有機ELを搭載していながら10万円台の価格帯に抑えられており、後述するようにスペックも良いので確かにコスパは高そうだ。

 なお今回は筆者のレビューのほかに、新生活を想定した20代のうら若き女性として、インプレスeスポーツ部が提供するストリートファイターV攻略企画「ガチくんに!」などでおなじみのタレント、奥村茉実さんにVivobook Pro 14を使ってもらった。一般的な方の視点として参考になるため、合わせてご覧いただきたい(奥村茉実さんの感想はこちら)。

[モデル: 奥村 茉実(浅井企画)]

今後数年は使えるVivobook Pro 14 OLEDのスペックは新生活に最適

 実際にVivobook Pro 14 OLEDのスペックが新生活用のPCとして問題がないかを見ていく。筆者が考える新生活PCとして最低限必要なスペックが以下の表だ。

新生活用PCは最低限このスペックにしたい
CPU CoreまたはRyzenを搭載
メモリ 8GB以上(ずぼらな人は16GB以上)
ストレージ 256GB以上のSSD
ディスプレイ 解像度が1,920×1,080ドット以上であること

 CPUは8コア16スレッド動作のRyzen 9 5900HXを搭載している。高負荷時のブーストクロックは4.6GHzにもなり、ノートPC用としてはかなり高性能なCPUだ。このCPUを搭載していて性能に不足を感じるシチュエーションというのはあまり想像できない。あらゆる用途に対応できるだろう。

 なお、GPUについては、CPU内蔵のRadeon Graphicsが使われている。十分な性能を持っているGPUなので、一般的な動画編集や画像処理で性能に不満を感じることはまずない。さらに、軽い3Dゲーム程度なら遊ぶことも可能だ。

 メモリは16GBを搭載しており、こちらも問題ない。ストレージは512GBのSSDで、動画を大量に保存する必要がある場合は別だが、それ以外でこれだけの容量がいっぱいになることもそうそうない。

 最後にディスプレイだが、Vivobook Pro 14 OLEDは2,880×1,800ドットの14型サイズで、フルHD(1,920×1,080ドット)以上の解像度なので、高解像度を生かして画面を広く使うことができ、資料作成や画像編集など様々な作業をより快適にこなせるだろう。さらにリフレッシュレートが90Hzとなっているので、一般的な60Hzの製品よりも高速な表示が可能だ。

横から見てもスマートなVivobook Pro 14 OLED

 Vivobook Pro 14 OLEDは、新生活PC用の最低限のスペックを大幅に超えており、かなり上のレベルの製品となっている。高いスペックには今現在得られる快適さだけでなく、長期間に渡って性能に不足を感じさせないというメリットがある。これだけのスペックなら、少なくとも数年間は不足を感じないはずである。

 モバイルノートながら、インターフェイス類もUSB Type-CとType-Aと一通り揃っており、使用で困ることはまずない点も安心できるところだ。

本体右側面には、USB 3.2 Gen 1 Type-Cを1ポートとUSB 3.2 Gen 1 Type-Aを1ポートのほか、HDMIとmicroSDカードスロットとマイクロホン/ヘッドホン・コンボジャックに電源端子を搭載している
本体の左側面にはUSB 2.0を2ポート搭載している。Type-A形状のポートを片側だけでなく本体の左右両側面に搭載しているので、複数のUSB機器を接続する際にも使いやすい

 なお、Vivobook Pro 14 OLEDの詳細なスペックについてはこちらのページで確認できる。同じく有機ELディスプレイを搭載する15.6型のVivobook Pro 15も掲載しているので、合わせてご覧いただきたい。

左が15.6型の「Vivobook Pro 15 OLED M3500QA」。14型のVivobook Pro 14 OLEDよりも大画面で楽しめて、使いやすいテンキー付きキーボードも備えている

なぜ有機ELディスプレイが新生活に最適なのか?

 皆さんはどれくらいの期間でPCを使うだろうか。学生なら卒業するまで? 社会人なら3年程度? もしくはもっと長期間? 壊れるまで使いたいという人も多いことだろう。

 では長い期間ノートPCを使う場合、最も長く目に入る部分はどこだろうか? そう、ディスプレイだ。これから何年間も見続けることになるディスプレイなのだから、長く使っても古さを感じさせない、いつまでも高い満足感が得られるものの方が良いに決まっている。そこで、有機ELということである。

 液晶は、その後ろからバックライトで照らして、透過する光で画面を表示するディスプレイだ。一方有機ELは、発光する有機EL素子で画面を表示する。そのため、液晶が黒色の表示や正確な色の表示が難しいのに対して、有機ELは真っ黒を表示でき、正確な色を比較的容易に見せることができる。

本体カラーは暗いところで見ると黒色に見えるが、明るいところで見るとブルーがかって見えるクワイエットブルーというカラー。暗過ぎず派手でもない絶妙な色加減だ
天板の一部分はほかよりも少し盛り上がっていて、そこにロゴが刻まれている。ちなみにストライプ柄とロゴは銀色で鏡のようになっていて光が当たると反射して光って見える

 有機ELディスプレイに対して「結局画面が少し綺麗なだけでしょ」と思う人もいるだろうが、その画面が綺麗なだけということが、ノートPCにとって非常に重要なのである。

 学校で使うからとか、会社の資料を準備しなければならないとか、テレワークに必要とか、新生活のためにPCが必要な理由は人それぞれだろう。だが、筆者も含めてほとんどの人は、結局は動画を見たり画像を見たりWebサイトを見たりする時間が一番長くなるのだ。

 特に動画はすごい。有機ELディスプレイで見る動画は。これに慣れてしまったらもう液晶ディスプレイには戻れない。これから何年間も動画を見るノートPCに、液晶ディスプレイを選ぶ理由なんて何一つないのである。

これまで見えなかった部分が見えるぞ! これが有機ELか

 では、有機ELを搭載しているVivobook Pro 14 OLEDが本当に液晶と比べて何が良いのか、実際のところを見ていこう。

 なお、動画や画像などを見るまでもなく、PCを起動すれば有機ELのすごさはすぐに分かる。彩度が高く、画面がハッキリクッキリしている。なんでもない、いつものWindows画面が、今までに見たことがないくらいメリハリがある綺麗なWindows画面になっている。

左がVivobook Pro 14 OLEDの画面の接写で、右は同じく14型ノートPCだがフルHD液晶の画面。Vivobook Pro 14 OLEDの表示がすさまじく高精細に見える

 しかし、それにしてもちょっとおかしいと感じるレベルで綺麗なので、冷静になってみた。前述したように、Vivobook Pro 14 OLEDの解像度は2,880×1,800ドットと一般的なフルHDよりも高い。つまり普段見ているフルHDノートよりも1ピクセルが小さくてdpiが大きいので、より精細に見えているのだ。

 動画などを見る時は、有機ELの発色の良さだけでなく解像度による精細さも大きな魅力になるので、色だけでなく精細な画面も求めるのならVivobook Pro 14 OLEDを選ぶといい。

 Windows画面でさえ液晶との差を感じるくらいなので、動画や写真ではもっと歴然とした差を実感する。共通しているのはやはり彩度の高さとハッキリとした表示だ。

すべての色が液晶よりも鮮やかに表示されるが、特に赤色や黄色などの明るい色は補正を加えているのではないかと思うほど鮮やかに見える。写真では実際の映りをお伝えすることができないことが残念だ

 そしてWindows画面では分からなかったことだが、動画や写真では色がとても鮮やかに見える。彩度の高さについては、例えるならディスプレイに貼られた保護シートを剥がした時のような感覚だ。現実感があるというか、映像がよりリアルに感じられる。ディスプレイってこんなに綺麗に表示できるんだ、という感動がある。

 逆に言えば、有機ELを見た後に液晶を見ると、薄い保護シートのようなものが貼られているように感じてしまう。それくらい、有機ELでは全体的色合いが綺麗に見えるのだ。

 また、彩度が高いことと関係している部分でもあるが、赤色や黄色や緑色などが特に鮮やかに見える。花や木々が生えている山、様々な色の看板がある街並みなど、すべてが鮮やかでリアルに感じられる。今まで液晶で動画や画像を見ていたことに対して、ちょっと損した気分になってしまうほどだ。

 ほかに、有機ELの真骨頂とも言える黒色の表現が液晶とはレベルが違う。本当に真っ黒に表示されるのだ。また、暗い場面の表現力が桁違いで、例えば夜の路地裏の場面が出てくる映画や、写真なら花火や夜景などが細部までキチンと表示される。

明るい色だけでなく黒色や暗部の表示も液晶とは段違いだ。液晶では黒つぶれしているように見える部分も有機ELでは細部までちゃんと見える

 液晶では何も表示されていなかったと思っていた部分に、実は壁の模様や建物の輪郭があったということに有機ELで初めて気付かされるなんてことも起こる。まさに表現力が違うのだ。今までに見た映画や過去に撮影した写真などをもう一度有機ELで見直したくなってしまう。

 Vivobook Pro 14 OLEDは、動画を頻繁に見る人や写真や画像を見ることが多い人にとって、とても幸せな体験をさせてくれるノートPCである。映画やドラマ好きの一人として、皆様にもこの綺麗さをぜひ体験してほしい。

鮮やかなだけではない、正しい色を表示できる色再現力

 さて、色補正されていることを疑うほどに鮮やかで鮮やかな色で表示されるVivobook Pro 14 OLEDだが、ディスプレイ上で正確な色を表示できることを保証するPANTONE認証を取得している。

 PANTONE認証というのは、デザインや印刷や製造分野などで使われている色見本の色を、色見本通りに正確に表示できることを保証する認証だ。この認証を取得しているため、色を扱う仕事にも対応できるだけの色再現性能を持っている。また、広色域にも対応しており、DCI-P3カバー率は100%、sRGBカバー率では133%を実現している。

 色とは関係ないが、ほかにもHDR規格のDisplayHDR 500 True Blackの認証を取得しているので、HDRコンテンツに対応可能だ。ちなみに最大輝度は600cd/平方mで、DisplayHDR 500 True Blackが定める500cd/平方mを大きく超えている。

 コントラスト比は100万:1もあり、一般的な液晶ディスプレイが1,000:1であることを考えると驚異的だ。一目見て分かるほどに表現力が豊かなことにもうなずける。応答速度は0.2msと高速なので、アクション映画やスポーツ動画といった動きが速い映像でも画面をハッキリと表示できる。

 また、目への負担を和らげるブルーライト抑制機能のほか、有機ELの焼き付き対策機能も搭載。焼き付き対策については、以下のASUS ZenBookシリーズの関連記事で詳細に紹介しているので、そちらをご覧いただきたい。

ブルーライトなどの設定は「MyASUS」という設定ソフトで行なえる。ちなみに画面表示をビビッドモードにすると、ただでさえ鮮やかな画面表示がさらに鮮やかになる。色が薄い古い動画などを見る時に使えそうだ
焼き付き防止機能は「ASUS OLED Care」という名称で設定ソフト内にひとまとめにされている。焼き付きを発生させないためには、初期設定でオンになっている項目は変更せずオンのまま使った方が良い

テレワークやオンライン授業にもバッチリ対応

 昨今の社会状況では、新生活でいきなりオンライン授業になったりテレワークになったりという人も多いだろう。というわけで、Vivobook Pro 14 OLEDのテレワーク対応度を見てみる。

 Vivobook Pro 14 OLEDとVivobook Pro 15 OLEDは最新のノートPCということでテレワーク向けの機能も搭載している。それがAIノイズキャンセリング機能だ。この機能は名前の通りノイズキャンセリング機能なのだが、なんと自分の声にだけでなく、相手から送られてくる声にもノイズキャンセリングをかけることができる。これにより、快適な音声チャットが可能になるわけだ。

 AIノイズキャンセリング機能は音声チャットの形態に合わせて複数の設定が用意されており、ノートPCの前で話している人以外の声や音をフィルタリングすることや、逆にノートPCの周囲で話している人の声をすべて同じ音量で取り込むことなどができる。

AIノイズキャンセリング機能は、自分の声だけでなく相手の声にもノイズキャンセリングをかけることができる機能。環境音だけでなく、ノートPCから離れた場所で話している家族の声なども設定でフィルタリングできる。製品ページでオン/オフ時のサンプル音声を聞けるので、その実用性を確認してみるとよいだろう

 例えば、部屋の中で複数人で1台のVivobook Pro 14 OLEDを使ってビデオチャットをするような場合に、ノートPCの前にいる人の声と、窓際などの離れた場所にいる人の声を、ビデオチャットの相手にほぼ同じ音量で聞かせることができ、より自然でやり取りのしやすい環境を実現する。

 ほかにはテレワークで使う機能としてWebカメラがあるが、こちら物理的にWebカメラのレンズを隠すことができるプライバシーシールドを搭載している。急いでカメラをオフにしたい時などに活躍する装備だ。

画面の上に搭載しているWebカメラには、物理的にレンズを隠すことができるWebカメラプライバシーシールドを搭載している。スライドスイッチを左にスライドするとシャッターが開き、右にスライドするとシャッターが閉まる仕組みだ

画面が明るいので屋外でも快適に使える

 Vivobook Pro 14 OLEDの屋外での視認性だが、輝度が液晶よりも明るい有機ELということもあり、まったく支障なく使える。

 画面の表面処理が光沢があるタイプなので映り込みが心配だったが、実際はハーフ光沢っぽい表面処理になっており、思ったほど映り込みもない。これなら太陽が出ている屋外はもちろん、明るいカフェや部屋の窓際などでも安心できる。

 なお、屋外での使用で気になるバッテリ駆動時間は、Vivobook Pro 14 OLEDの公称値では約10.9時間となっている。筆者が使用した際の実際の駆動時間は、動画を見たり原稿を書いたりPDFで資料を見たりWebブラウザで調べ物をしたりといった使い方で約7時間も使用できた。実際にこれだけ使えれば十分だろう。

 充電時間については、バッテリ切れからそのまま使用しながらコンセントに接続して充電を行なった場合で、約2時間18分の時点で満充電となった。90%までは1時間20分で充電できたので、かなり高速な充電速度だ。

自然がたくさんある広い公園のベンチや、気持ち良い風が吹く芝生の上などで使ったらすごく仕事が捗りそうである。有機ELなので画面がハッキリしているというのと輝度が高いので屋外でも問題なく使える
スペック上では光沢画面となっているが、実際はハーフ光沢といった表面処理。写真では画面の右半分に背景が映り込んでいるのだが、あまり目立っていないのが分かる

万が一でも安心の手厚いサポート。無料で入っておけるのがミソ

 ASUSの製品では、通常の1年間の製品保証のほかに、製品保証と同じ期間の1年間について、故障内容を問わずに格安で修理を行なえる「ASUSのあんしん保証」というサポートサービスを行なっている。

 別途登録は必要になるが、例えば落として壊してしまったり水没して壊してしまったりといった通常では全額自己負担になる故障に対しても、修理にかかる部品代の20%の料金で製品を1回修理できる。検証費や工賃はかからないので、必要な費用は修理にかかった部品代の20%のみだ。

 このサービスは登録が無料なところも、他社製品にはないASUS製品の大きなアドバンテージとなっている。また、製品購入後60日以内に1万4,800円を支払うことでこのサービスの保証期間が3年に延長され、1年に1回、3年で計3回まで完全無料で修理を受けられるようにできる。こちらの有料サービスは部品代もかからないので修理に関しては完全無料だ。

 ノートPCを持ち歩くことが多い人は、もしもの機会が意外と訪れるかもしれないので加入の検討をすると良いだろう。

他社にないサポート面の特徴と言える、修理保証サービスの「ASUSのあんしん保証」。製品を購入したら無料のサービスだけでも登録しておきたい。なお、ASUSのあんしん保証は専用ページが用意されている

新生活だけでなく次の新生活まで使えそうなお手頃ノート

 これまで見てきた通り、ASUSが新生活用に一押しするVivobook Pro 14 OLEDは、どこから見ても十分に新生活に対応できる製品だった。

 価格も、有機ELを搭載していることを考えるとかなりリーズナブルな設定で、画面の綺麗さの分だけちょっと上乗せして思い切って買っちゃおうと思える程度には抑えられている。

 冒頭で、新生活用のノートPCに最低限求めたいスペックという話をしたが、Vivobook Pro 14 OLEDはそれを大きく上回っており、向こう何年間か使い続けても不満を感じることはまずないと言える性能を持っている。

 ちょっとケチってギリギリのスペックを狙っていきたいという人を除けば、Vivobook Pro 14 OLEDを選んでおけば当分の間は次のノートPCを考える必要はない。新生活を迎えて何年間か使い、就職や転職や結婚などで次の新生活を迎える時にもまだ使っていられるだろう。

 すごく画面が綺麗で、かなり性能が良くて、液晶を搭載したほかのノートよりもちょっと幸せな気分にさせてくれるVivobook Pro 14 OLEDは、新生活のお供としてはなかなかナイスな選択だと思う。

 なお、最初の方で少し触れたが、最後により大きな15.6型有機ELを備えた「Vivobook Pro 15 OLED M3500QA」(直販価格12万9,800円~)も販売されているのでこちらにも注目したい。

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Monday, March 28, 2022

NTTデータ先端技術のSOCが忘れられた理由 - ScanNetSecurity

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 「この仕事が世の中からなくなればいいと思う」

 実績のある、もっと言えば、実績や業績だけでなく、徳のあるセキュリティの技術者や専門家を取材している際にたびたび耳にする言葉である。

 脆弱性診断、改ざん検知エンジン、その他セキュリティサービス等々「この仕事が」の仕事内容はさまざまだが、悪意からシステムを守るような(こんな)仕事が世界に必要がないような平和の世の中になってほしい。あるいは人が人を収奪しない世界が訪れてほしい。そんな願いがそこに込められている。こんな言葉を語る人をこそ本誌は取材したいといつも願っている。

 取材の中で、同一の言葉が口にされることはなかったが、今回インタビューを行ったNTTデータ先端技術株式会社も、仕事に対する謙虚さと未来への願いを持つ点において、同じ範疇に入る者たちと感じた。

 社名に判然(はっきり)と「NTTデータ」の名を冠しているにも関わらず、NTTデータ先端技術のセキュリティ事業の内容が、NTTデータグループに認知されていないことがあるのだという。恐るべきことである。同じグループといえば身内も同然、というか身内だ。これは謙虚どころの話ではない。

 本誌から見れば歴史ある同社のSOC(セキュリティオペレーションセンター)事業すらも、よく知られていない場合があるのだという。

 ある日こんな出来事が起こった。

 NTTデータ先端技術は、ホスト型のセキュリティ監視製品「Trend Micro Deep Security」を、特別認定MSS(マネージドセキュリティサービス)パートナーとして取り扱っている。

 とある、NTTデータが取り仕切る、新規ITプロジェクトの要件の一部として、NTTデータ先端技術のSOCに対して監視業務の依頼が来たが、その仕様を見たSOCメンバーは少なからず驚いたという。なぜなら、セキュリティ監視機能一覧の中に、Deep Securityの名があったからである。しかもその仕入れ先は特別認定MSSパートナーであるNTTデータ先端技術では無いという。仕入れ価格もNTTデータ先端技術からの提供価格より高くなっていた。

 「変だな」とは思ったものの、「きっと何か、預かり知らぬ目的や経緯があるのだろう」いつものように謙虚にそう考え、特段何か連絡することはなかったそうだ。

 しかし、二度三度と同じこと、つまりNTTデータ仕切りのITプロジェクトの監視案件で、Deep SecurityがNTTデータ先端技術ではないところから調達されることが繰り返されるに至って、いかに謙虚な彼らでも、ことの真相を明らかにすべく調査を実施した。何より顧客のコストの問題がある。

 その結果、大元の台帳とでも言うべき、NTTデータグループの調達システム上でNTTデータ先端技術が取り扱うDeep Securityが候補として登録されていなかったという衝撃的事実が判明した。

 謙虚にも程があるどころの話ではない。これはもう「謙虚を通り越した何か」だ。どちらかというと、モンティパイソンとかそういう領域に近い何かである。

 実は話はSOCだけではない。SOCオペレーターが、たとえばペネトレーションテスターのような、個性やセンスを鋭利に尖らせていく系の業務と比べて地味であることはまあ仕方ないと言えるだろう。しかし、たとえばNTTデータ先端技術は、脅威インテリジェンスセンターを業界でも早期に設立し運用しているが、このセンターのトップであるセンター長が驚くほど謙虚かつ地味なのだ。

 サイバー脅威インテリジェンスと言ったら、ある種「先端」花形領域のひとつ。APTだの地政学だのサイバーギャングだのと、ロックバンドのギターソロよろしく、派手にぶち上げてぶちかますのが通例なはずが、このセンター長が行うプレゼンテーションは、APTの「A」すら、ろくすっぽ語られることもなく、単に顧客にどんな影響があるのかが平坦かつ訥訥(とつとつ)と話されるのみ。本誌が同人物につけた異名は「顧客の信頼厚い 町中華の大将」であった。

 このようにして、このたびScanNetSecurityは、このままいくと身内から忘れ去られかねないNTTデータ先端技術のSOC事業に携わるふたりの人物をオンラインで取材した。

取材協力:
 NTTデータ先端技術株式会社
  セキュリティ事業本部 セキュリティレジリエンス事業部
  セキュリティオペレーション担当
  担当部長 片岡 太志 氏
  野本 竹春 氏

 まずは「台帳に載ってなかった事件」の発端となった「Trend Micro Deep Security」について話を聞くところから取材は始まったが、やがて同社SOCが、高水準のSOCしか持っていない、持つ事ができない、とある「条件」を備えていることを編集部は発見したのだった。

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●ミッションとDeep Security選定理由

 片岡氏と野本氏の両名が属するチームは「Trend Micro Deep Security」に限らず、さまざまな機器やソフトウェアの監視サービスを幅広く取り扱っており、これらの拡販と新規監視サービスの開発を行っている。約10種類の監視製品を自ら取り扱い、それらを組み合わせ、顧客の要望に応じて提案、導入、構築、運用を行う。

 これまで監視製品は多々存在したが、UTMのように一製品で複数の機能を持つ統合製品が登場したことで、NTTデータ先端技術でも多層防御を実現するホスト型の統合製品「Trend Micro Deep Security」の監視サービスを提供する判断に至った。

 「Trend Micro Deep Security」はMITREによる攻撃テストにおいて、検知数と過検知の少なさで1位を獲得した実績があり、その高い検知性能をホスト型として幅広いOSに対して実装できるのは大きなメリットである。

 現在のセキュリティ業界では、100%脅威を防ぐのは困難であると言われている。そのため、侵入された後に素早く検知し、端末・サーバなどのホスト単位で対処できることも非常に重要な要素になる。「Trend Micro Deep Security」はその課題に対処する目的に完全に合致した製品と言える。

 前述の通り、境界型のセキュリティ製品は、複雑化した最新の攻撃を完全に防ぐ事が難しい。また、製品を設置した箇所の通信に対しては脅威の検出・防御ができるものの、あくまでそこまでだ。それに対してホスト型の統合製品は、たとえばUSBメモリ経由での感染など、別経路の感染に対しても防御が出来る。オンプレ・クラウドなど対象も選ばない。

 Deep Securityのアンチウィルス機能では、世界各地から検知された脅威情報が蓄積されるトレンドマイクロの脅威データベースにリアルタイムで問い合わせを行い、常に最新の脅威から端末・サーバを保護することができる。さらに、ランサムウェアによる暗号化の挙動をブロックする機能も実装されており、昨今において、継続して被害が発生しているランサムウェア対策としても有効である。

 また、URLフィルタリングなどの機能も実装されており、内部に入り込んだマルウェアがC&Cサーバに繋がらないようにできる点なども、Deep Securityが持つ優位点のひとつである。内部不正なども含めた内からの脅威にも対応できるのだ。

 トレンドマイクロ株式会社は、ラボを持ち独自の脆弱性情報をデータとして蓄積しているが、これをDeep Securityのユーザが検索できるようになっている点も選定ポイントとなった。IDS/IPSやURLフィルタリングがブロック処理を行う根拠をSOCのアナリストが参照できることは、後述する通り極めて重要なことだった。

 最後のポイントはビジネス的な条件だ。NTTデータ先端技術はトレンドマイクロから「特別認定MSSパートナー」に認定され、コスト面の性能も顧客に対して提供することができる。

 一般販売のDeep Securityライセンスでは、平日日中の時間帯のみのメーカーサポートが付帯されており、24時間365日のメーカーサポートが必要な場合は追加料金が必要だが、認定MSSパートナーであるNTTデータ先端技術が提供するライセンスでは24時間365日のメーカーサポートが標準で付帯されている。

●NTTデータ先端技術の開発した独自システム

 市場ではネットワーク型の監視製品が主流である。そのためDeep Securityと同じ機能が備わった競合製品は存在しない。だから競合サービスとしては、NTTデータ先端技術と同様にDeep Securityを用いた監視サービスやSOCサービスを提供している企業が競合となる。

 それらDeep Securityを活用した他社SOCとNTTデータ先端技術のSOCとの差異ポイントの重要なひとつが、監視データを集約し分析する基盤を独自に開発している点だ。冒頭で「高水準SOCが持つ条件」と少々仰々しいもの言いをしたのが、この自社開発のログ集約&分析基盤である。

 基盤とはざっくり「SIEM」と考えてもらってもそれほど差し支えはない(単なるソフトウェアだけではないので少し差し支えるが)。いわばNTTデータ先端技術が作った○plunkや○Radarであり、運用現場で持ちあがった課題等をもとに、彼らは日々それに機能追加を行い改良する。

 SOC事業を営むセキュリティ企業の多くは、海外製品や他社製品の分析基盤を購入して利用することがほとんどである。だが編集部が知る範囲でごく一部にそれを自社開発している企業があり、NTTデータ先端技術もその一社である。

 自社基盤の開発は、NTTデータ先端技術に合流する前の「NTTデータ・セキュリティ株式会社」だった時代、2000年頃に開始された。「SIEM」は存在せず「SOC」という言葉すらほとんど知られていなかった頃である。

 自社開発基盤を持つメリットは、(こういう条件を満たす場合アラートを上げてくれ云々といった)顧客からの特殊な要望に対応できる点などが挙げられるが、一番は運用監視で得られる知見の質が上がること、そしてその知見をSOCチームの生きた血肉として蓄積していけることに尽きる。

 「専門のセキュリティ機関が出しているからその推奨情報が必ずしも全ての顧客の環境のもとで正しいとは限らない」

 「脆弱性が出てパッチをあてたから大丈夫ですよ、などとは顧客に対して口が裂けても私たちは言えないし言わない」

 インタビューはこんなギョッとする言葉のオンパレードだった。要は、たとえばexploitをきちんと社内のラボで動かして影響を検証するということであり、たとえ同じ脆弱性だとしても、今回も前回と同様の対応を行って顧客環境に想定外の影響が出ないのかを毎回確認するということである。これらの研究と実証の成果の蓄積と、それが積み重なってできた歴史こそが「自社開発基盤」の中身だ。

●NTTデータ先端技術のSOCをたとえるなら「フルコンタクト空手」

 脆弱性情報は専門機関が公開しているし、インテリジェンス情報は購入すれば利用できる。しかし、本当にそれらの情報やインテリジェンスが顧客にとって正しいかどうかは、検証できる環境を持ち、都度確かめなければ顧客に出すことはできない。

 本誌の編集部員のひとりが取材中にこれを「通信空手と極真空手の違い」と例えた。専門のセキュリティ機関や脅威インテリジェンスベンダから入手できる情報には、あたかも通信空手の教本のごとく、何をどうすればいいか書かれてはいるが、実際にそれをみぞおちに喰らって気を失ったり、組み手の最中にさまざまな体格の相手に対して使ってみなければ威力はわからないという趣旨であった。

 しかし「セキュリティの仕事を面白おかしい例えにするなどもってのほか」という、シャッターがガラガラガッシャンと閉まるような極めて冷たい拒絶反応が得られただけだった。だがそれでいい。それでこそNTTデータ先端技術のSOCだ。そこがシビれる憧れるところでもある。

●NTTデータ先端技術の監視体制

 NTTデータ先端技術のセキュリティ監視センターは、有人で24時間365日体制で監視を行う。センターには監視を行う組織と、必要に応じて分析や検証を行うセキュリティアナリストによる組織のふたつが存在する。

 2021年末、久々に現れた深刻度10点満点の脆弱性としてLog4jが報告されたとき、日本のセキュリティ企業としては異例の早さ(2021年12月15日)で深く濃い検証レポートを出したのがNTTデータ先端技術株式会社だったが、あの非凡なレポートには監視センターとアナリスト達が関わっている。

●NTTデータ先端技術の顧客は?

 NTTデータ先端技術のSOCが日々、正拳突きをフルコンタクトで喰らうごとき真摯な検証そして研究を続けているのは、端的に顧客の要求水準が高いからである。NTTデータ先端技術のSOCサービスの顧客は、公共機関や金融分野が多い。

 SOCサービスの利用料金はレギュラーメニューの他、各社個別の要望や相談もオープン価格で受けている。後者の場合、顧客の要件に合わせてゼロからスクラッチするようなサービス定義を行うため、参考価格的なものは存在しない。いわば、客が望みさえするなら、フレンチでも和食でも、どれも超一流店レベルの一品を作る実力を持つ町中華である。

 金融のジャンルは、FISCの安全対策基準を理解し準拠するよう実装するだけでも多くのセキュリティ企業にとっていっぱいいっぱいだが、NTTデータ先端技術のSOCはそこにさらに、特定の条件を満たすアラートは担当者のこの携帯に電話をしてほしい、などといった神対応のホスピタリティを提供する。

 近年は公共や金融に加え、エネルギー系企業からの引き合いも増えているという。エネルギー系顧客はときに金融の上を行く要求水準の高さだが、そんな顧客に対応できる企業など、そもそも国内に数えるほどしかない。NTTデータ先端技術もその稀少企業のひとつだ。

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 さまざまな技術と運用によって、安全に守られている当のエンドユーザー自身が、セキュリティの存在を意識しない、それと気づかないのがセキュリティ管理のひとつの理想とされる。目立つ必要などないのだ。

 とはいえ、今回紹介したNTTデータ先端技術のように、意識しないどころか、身内にその存在を忘れられかけたSOCというのは珍しい。目立つ必要はないにしてもさすがにこれではあんまりである。

 しかし、同じ能力を持つSOCがふたつあった場合、より謙虚な方が高水準なサービスを提供すると思う。より謙虚な方が有事の際に頼りになる強さを持っていると思う。

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Tuesday, March 22, 2022

「Destiny 2」拡張コンテンツ“漆黒の女王”メールインタビュー。“光と暗黒の物語”最終三部作の第1弾は,いかにしてデザインされたのか - 4Gamer.net

tahupedascabe.blogspot.com  Bungieが開発し,Activisionから販売されているオンラインアクションゲーム「Destiny 2」PC / PS5 / Xbox Series X / PS4 / Xbox One)の最新拡張コンテンツ「漆黒の女王」が,2022年2月24日にリリースされた。
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 2017年に正式サービスを開始した「Destiny2」は,2014年に発売された「Destiny」PS4 / PS3)の続編にあたるタイトルだ。
 最大6人対6人で展開されるPvPや,レイドバトルをはじめとするオンライン要素だけでなく,遠未来の太陽系を描いた重厚な世界と,それを丁寧に描き出す伝承(ストーリー)の数々も大きな魅力となっている。

 オンライン専用のタイトルということもあり,「Destiny」から続くシリーズの世界は,拡張コンテンツがリリースされるたびに広がっている。今回の「漆黒の女王」は“光と暗黒の物語”をテーマとする最終三部作の第1弾であり,これまでに本作の世界を追いかけていた人にとっては,待ちに待った拡張コンテンツでもあるのだ。

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 Bungieは2022年2月23日,「Destiny 2」の最新拡張コンテンツ「漆黒の女王」をリリースした。新展開「光と暗黒の物語」の最終三部作の第1弾となるもので,新しいスキルを手に入れたガーディアン達が,人類の敵から太陽系を守るため,さまざまな試練に挑むという。新シーズンも同時に始まっている。

[2022/02/24 12:29]

 物語が追加されるだけでなく,遠近両用の汎用性の高い新武器「グレイブ」や,武器を自在にカスタマイズできる新システム,そしてボイド系サブクラスの調整など,ゲーム性を高める新要素も多く登場。プレイの楽しみ方も増えている。
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 今回,「漆黒の女王」を手掛けたナラティブディレクターのAdam Grantham氏や,プロジェクトリードのBlake Battle氏,ナラティブリードのGuillaume Colomb氏へのメールインタビューを実施。2014年から約7年半にわたって続いてきた本作の物語や新たな要素が,どんな思惑でデザインされたのかを聞いた。

遠近両用の新たな武器「グレイブ」は

“究極のDestinyらしさ”を体現した武器に


4Gamer:
 「漆黒の女王」では,新武器の「グレイブ」が追加されたほか,ボイド系のサブクラスに新たな特性が用意されました。いままで以上に,多様なビルド(武器種やサブクラス,属性などの組み合わせ)を楽しめるようになりました。個人的に好みのビルドなどがあれば教えてください。

Blake Battle氏:
 協力プレイのレイド用キャラクターでいろいろな組み合わせを試していますが,今のお気に入りは“抑制グレイブ”でしょうか。
 ハンターのサブクラスであるナイトクローラーには,特性“粋な処刑人”を追加しましたが,これは自身を“不可視”状態にしたり,敵を弱体化させることができるのです。近接攻撃をうまく使うと,不可視状態を長い時間維持できるので,今回実装したグレイブとの相性がいいんですよ。
 また,強力な「ボラタイル弾」が使えるのも特徴です。その威力はすさまじく,特定の条件では,部屋をまるごと破壊することもできます。この組み合わせは,ボイドが持つ“破壊的なテーマ”がうまく表現されているのではないでしょうか。

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Guillaume Colomb氏:
 普段のクラスはウォーロックを使っているのですが,新武器のグレイブが気になって,ハンターとナイトクローラーの組み合わせで,いろいろと試しています。根っからのウォーロック使いなので,ハンターの戦い方はまだ勉強中ですね。ただ,近接攻撃や不可視はとても楽しいです。

Adam Grantham氏:
 2020年に配信した拡張コンテンツ「光の超越」では,ステイシス属性のサブクラスを追加しました。今回,その仕様に準じた形でボイド系のサブクラスを調整したので,自分が使うキャラクターも,サブクラスをステイシスからボイドに変えようと思って,この時をワクワクしながら待っていました。
 私は,どちらかと言えばカジュアル寄りなプレイヤーなので,こういったビルド構築に深くはまり込んだときには,BlakeやJoeといったプロたちに電話してアドバイスをもらうことが多いですね。

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4Gamer:
 新武器「グレイブ」は,どういった発想の元に作られたのでしょうか。生まれるきっかけや,コンセプトなどを教えてください。

Blake Battle氏:
 「漆黒の女王」では,クラスとサブクラスの組み合わせだけでなく,新しい武器タイプを追加してゲームプレイの多様性を高めたいと考えていました。それを普段とは一味違う斬新なものにしたかったのです。
 新しいタイプの銃やライフル,バレルを追加するのではなく,これまでのものとはまったく異なる特徴を持つ武器を実装したい。
 そんな気持ちから生まれたグレイブは,槍でありながらレーザー銃でもあり,さらにはエネルギーシールドでもある。そうしたファンタジックさは実に“Destiny的”であり,まさに今回のテーマ「究極のDestinyらしさ」を体現した武器になったのではないかと,我々は思っています。

Guillaume Colomb氏:
 追加された物語の中でも,グレイブは重要な立ち位置にいます。皆さんもぜひレイドをプレイして,その伝承を通じてグレイブという武器のストーリーを体感してみてください。

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4Gamer:
 グレイブは,今回追加された“武器作成システム”でのみ入手できます。今後も,このシステムだけで入手できる武器種を追加することはあるのでしょうか。

Blake Battle氏:
 可能性はありますが,現段階で予定はありません。

三部作の第一部「漆黒の女王」

“光と暗黒のサーガ”は完結に向かう


4Gamer:
 「漆黒の女王」を含む三部作では,今まで続いてきたストーリーが最終局面を迎えると予告されていました。今回の物語における見どころや,注力したポイントなどがあれば教えてください。

Adam Grantham氏:
 アップデート「漆黒の女王」で描かれるストーリーは三部作の第一部であり,続く2つのアップデート(光の終焉,最終形態)をもって,今までに描かれてきた“光と暗黒のサーガ”は最終局面を迎えます。
 トラベラーとピラミッドに関連するエキサイティングな展開を用意しており,その内容がいかに壮大なものであるかは,これまでにも紹介した通りです。

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 2022年2月4日,Bungieによるオンラインアクションゲーム「Destiny 2」の次期拡張コンテンツ“漆黒の女王”の内容を紹介し,ゲームプレイを実演するメディア向けオンラインイベントが実施された。これまでに発表された拡張コンテンツの情報をまとめつつ,セッションで語られた内容を紹介していく。

[2022/02/09 00:00]

 プレイヤーから,大きな期待を向けられていることは承知しています。期待に報いるために,そして,その先にも「Destiny」の未来が続いていることを示すために,より良いシナリオを提供できるよう努力を重ねてきました。その集大成であり,始まりであるのが「漆黒の女王」で,これまで謎であった部分も,徐々に明らかになっていきます。
 ネタバレを避けたいので,どこまで話すべきかは悩ましいところですが……。皆さんが知らない,ワクワクするような謎が,「Destiny」の世界にはたくさん詰まっていますので,ぜひ楽しみにしておいてください。

Blake Battle氏:
 「Destiny」シリーズのプレイヤーの多くは,ストーリーや登場人物,背景設定を非常に重視しています。そうした皆さんに満足していただけるように,「漆黒の女王」は,これまでの拡張コンテンツ以上に,物語要素を大きな柱のひとつとしています。
 今回の物語のルーツは,「降り立ちし邪神」にまで遡りますが,同時に多くの新キャラクターが登場し,馴染み深いキャラクターの情報を掘り下げる展開も多く用意しています。こうした施策は,未来に生まれる「Destiny」の物語を,より奥深いものにすることでしょう。

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4Gamer:
 追加されたストーリーミッションですが,最高難度「伝説」はかなり難しいとの声を聞いています。プレイヤー全体での攻略状況はどの程度でしょうか。

Blake Battle氏:
 具体的なパーセンテージはまだお伝えできません。ただ,“プレイヤーが物語を完了すること。それ自体が意味ある体験になること”を目指してレベルデザインをしているので,平均以上の腕前のプレイヤーなら,時間をかければ最後まで到達できるようになっています。
 なお,「ソロで挑むよりも,より手強い敵に3人で挑むほうが簡単なのでは?」といった意見も耳にしています。
 初心者には厳しいと思われる方もおられるでしょうが,限られたプレイヤーしか参入できないような難度にする意図はなく,やりがいを求めるプレイヤーに対しての挑戦的なコンテンツとして位置付けています。

前作から続く新たな物語へ

新規プレイヤーを迎えるための施策は


4Gamer:
 シナリオも佳境に突入した感がありますが,物語を楽しむために必要な前提となる知識も増えたように思います。初心者に向けてのサポートなど,何かしら行う予定はありますか。

Guillaume Colomb氏:
 私たちが,「Destiny」と「Destiny 2」を発売したのはもう何年も前で,初期から遊んでいるプレイヤーと,新規プレイヤーには,世界観や物語に対する知識に対して大きな差が生まれています。しかし,我々は誰もが楽しめて,次を知りたいと思うようなストーリーを作りたいと思っています。
 そのためには,プレイ期間に関わらず,全プレイヤーが知るべき重要な情報が何なのかを見極め,フィルタリングする必要があります。これまでに積み重ねてきた物語の中から,「漆黒の女王」を進めるうえで語られるべき伝承なのか,それとも理解されなくても特に問題のない伝承なのかを分別し,必要なものをまとめました。

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Adam Grantham氏:
 新規のプレイヤーが,これまでに配信してきたストーリーをクリアしなくても,新たな物語を楽しめるようにすることはできます。
 大切なのは,「漆黒の女王」の物語では何が起こっていて,それがキャラクターの決断にどう影響しているのかということ。そして,そこに過去の物語が関係しているのであれば,そのストーリーをクリアせずとも理解できるように,しっかりとした説明を入れればいいのです。

Blake Battle氏:
 単に説明をするのではなく,その出来事や伝承に興味を持ってもらえるような内容にもしています。たとえば,「ゴーストとは何か」という重要なエッセンスが存在します。トラベラーが生み出した人工知能のゴーストは,プレイヤーであるガーディアンに属し,人間以外が所有することのできない存在でした。
 今回のシナリオは,そうした根本的な要素に働きかけるもので,すべてを理解している熟練プレイヤーにとってはもちろん,新規プレイヤーにとっても好奇心を掻き立てられる内容になっています。
 過去のシナリオを掘り下げることで見えてくるものもあるので,興味を持っていただけたら,ぜひプレイしてほしいですね。

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Adam Grantham氏:
 ゴーストの件ですが,長らく敵対しているサバスンの姿を目にしたときに,関連する多くの伝承を思い出す人もいるでしょう。これまでプレイしてきた人であれば,「最も邪悪で悪名高い敵が神聖な力を手に入れた。私たちだけの特別な力だったはずなのに……」と思うはずです。
 ただ,サバスンや,古から息づく邪悪な存在“ハイヴ”の細かな伝承を知らない人であっても,ストーリーのコアになる部分は理解できるようにしてあります。プレイヤーは,自身の分身であるヒーローたちの苦悩を理解し,物語に共感できるようになるでしょう。
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 すでにリリースから1か月が過ぎた「漆黒の女王」。3月6日には,6人のプレイヤーがチームを組んで挑戦するレイド「門弟の誓い」も実装されている。サバスンの玉座の世界にある,不気味な沼地に潜むピラミッド艦に足を踏み入れて,隠された秘密に迫る内容になっているそうなので,プレイしておけば,メインストーリーをより深く楽しむこともできるはず。

 また,Destinyアートチームによる「漆黒の女王」の未公開アートも公開されているので,こちらもチェックしておくといいだろう。

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Thursday, March 17, 2022

新設計のパナソニック Strada F シリーズCN-F1X10BHD 大研究 グランプリ獲得を果たしたモデル誕生の秘密に迫る - Stereo Sound ONLINE

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2021 年12 月に発表したAuto Sound Web Grand Prix 2021、ここで受賞製品として紹介したカーオーディオのひとつがパナソニックのAV ナビゲーションStrada「CN-F1X10BHD」である。本機は、パナソニックのナビモデルの頂点となるモデルで、F1X PREMIUM 10 といった呼称を与えられるなど特別な存在だ。ASW 試聴室での取材や同社デモカーとして用意されたトヨタRAV4 の試聴取材を通じて、そのパフォーマンスには改めて驚かされた。本稿ではCN-F1X10BHD の印象を、開発エンジニアへのインタビューを交えてご紹介しよう。

文/写真=長谷川 圭

画像1: 新設計のパナソニック Strada F シリーズCN-F1X10BHD 大研究 グランプリ獲得を果たしたモデル誕生の秘密に迫る

トヨタ RAV4に搭載されたパナソニック カーナビステーションCN-F1X10BHD

市場をリードするStrada F1X

 Stradaの上級シリーズであるF1Xといえば、いまやナビ市場で大好評となっている大画面フローティングディスプレイ(同社ではDYNABIG DISPLAY[ダイナビッグディスプレイ]と呼ぶ)を初めて市場に導入した功績をもつ。その先駆者らしく、ディスプレイの可動構造は水平角度調節のみならず、左右首振り機構を加えたDYNABIG SWING DISPLAYへと進化、独自性を強調。さらに2020年には市場初の有機ELパネルの採用と、他の追随を許さない進化ぶりには目を見張るものがある。

 サウンド面でも独自性が高い。「音の匠」では、音のプロフェッショナル集団MIXER’S LAB(ミキサーズラボ)とコラボレーションし、サウンドチューニングを実施することで、こちらも他に類を見ないパフォーマンスを獲得している。このほかにも再生する音源を192kHz/24bitにアップコンバートして内部信号処理、TI製バー・ブラウンブランドD/Aコンバーターで変換するなど、トップグレードにふさわしい設計が貫かれている。

画像2: 新設計のパナソニック Strada F シリーズCN-F1X10BHD 大研究 グランプリ獲得を果たしたモデル誕生の秘密に迫る

いまや大画面ナビの代表的なスタイルとなったフローティングディスプレイ。その先駆けとして市場デビューしたのがこのDYNABIG DISPLAY。それも進化を遂げてDYNABIG SWING DISPLAYとなり、10V型有機ELパネル搭載型となりAVナビ随一の画質を獲得している。

画像3: 新設計のパナソニック Strada F シリーズCN-F1X10BHD 大研究 グランプリ獲得を果たしたモデル誕生の秘密に迫る

BD/DVD/CDローディングスロットの下にあるパネルを開けると、microSDのスロットが現れる。このスロットでは動画ファイルをBDMVフォーマットで記録したメモリーの再生が可能だ。

画像4: 新設計のパナソニック Strada F シリーズCN-F1X10BHD 大研究 グランプリ獲得を果たしたモデル誕生の秘密に迫る

ディスプレイの仰角を自在に設定できるほか、左右の首振りまで可能なDYNABIG SWING DISPLAYの機構部分。実使用時にはカバーが装着されるが、取り外したところがご覧の画像である。複雑な可動機構ながら、走行中の振動が加わる環境でも固定した角度に画面がとどまるよう造り込まれている。

画像5: 新設計のパナソニック Strada F シリーズCN-F1X10BHD 大研究 グランプリ獲得を果たしたモデル誕生の秘密に迫る

新プラットフォーム採用にともない、画面の表示も一新された。画像はメディア再生中に呼び出せる音質調整メニュー「サウンドチューン」画面である。機能の多くは前作を踏襲しつつ、「音の匠」には「極 サラウンド」が新たに盛り込まれた。

新プラットフォームで生まれ変わったStarada F1X

 そんなStrada F1Xの2021年版CN-F1X10BHDでは新プラットフォームを採用。クルマなどでいうフルモデルチェンジである。回路を構成する基板設計もすべて新規としており、機能・性能とも飛躍的な進化を遂げたのだ。

 進化ポイントは多岐にわたるが、ナビ機能は見てわかりやすいところが多く同社でも「革新」というワードで謳っている。まず同社が「HD美次元マップ」と称する地図表示、これはHDディスプレイ用に開発した地図および表示ソフトウェアの合わせ技ともいえる特長で、配色や表現の見直しもあり、従来以上に視認性に優れた地図画面を実現している。次に「ダイレクトレスポンスII」による滑らかなスクロールで、従来少しもどかしさを感じていた操作フィールが一新され、実に快適な印象だ。続いてスピード検索、これはただただあっという間に地点検索やルート探索を終えるため、少し拍子抜けするくらい、ストレスないナビ操作を可能にした。そして新メニュー画面では、表示させたいアイコンのセレクトから、表示位置の変更など、ユーザーがカスタマイズして使いやすくできる。「ストラーダロケーションシステム」では、自車位置表示精度を向上させている。

画像6: 新設計のパナソニック Strada F シリーズCN-F1X10BHD 大研究 グランプリ獲得を果たしたモデル誕生の秘密に迫る

有機ELパネルの採用で、斜めから見ても明るくくっきりとした映像で観ることができる。そして、なんといってもディスプレイの薄さはとてもスタイリッシュである。

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トップメニューは、Strada伝統のツートップ(メディア機能とナビ機能を画面の左右に表示)としているが、CN-F1X1-BHDではデザインや動作アニメーションなどが一新された。

画像8: 新設計のパナソニック Strada F シリーズCN-F1X10BHD 大研究 グランプリ獲得を果たしたモデル誕生の秘密に迫る

ツートップメニューを左にスクロールさせると他のナビ機能のアイコンが現れる。

画像9: 新設計のパナソニック Strada F シリーズCN-F1X10BHD 大研究 グランプリ獲得を果たしたモデル誕生の秘密に迫る

メニュー画面下の「情報・設定」ボタンに触れると、トップメニューに表示させたいアイコンがカスタマイズできる。

 同社でStradaのナビゲーションソフトウェア開発に携わった長瀬氏と粕淵氏は語る。

「HDディスプレイの採用、特にF1Xでは有機ELパネルで画面の美しさという意味では圧倒的な性能を誇りながら、地図データやソフトウェアの面でHD対応ができていませんでした。今回、新プラットフォームとすることで高速演算CPUを搭載して[HD美次元マップ]を実現しています。操作感の面でも、スムーズなスクロールなどが可能となりました。UI(ユーザーインターフェイス)は、たとえば地図画面左に並ぶボタンを何にするか、いくつ並べるか、表示する大きさをどうするかといった部分でも新しくなっていて、かなり試行錯誤したうえで完成させています。大きくすればタッチしやすいけれど、ボタン同士が近すぎると誤操作につながりやすい、数を増やして表示エリアが広がると地図情報が犠牲になる、そういった検討を重ねています。よりスマホライクに動作するよう、“ヌルヌルサクサク”できなければ今のお客様には受け入れてもらえない、本機ではスマホと同じように操作できるナビに仕上げられたと思います」(長瀬氏)

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パナソニック株式会社オートモーティブ社でストラーダのナビゲーションソフトウェア開発にたずさわった長瀬幸規氏。

 確かに、メリハリある画質で細かな表現もできている、しかも観やすくわかりやすい情報表示には、パナソニック独自のノウハウが詰まっている。そして実際に走行してみると、実車位置表示の精度がすこぶるよい。

「自車位置精度を高めている部分では、新型ジャイロの搭載にに加え、旧モデルで1秒に4回だった測位を毎秒10回へと変更していたり、地図の高度情報との連携も多くの情報に基づいて行っています。高速演算CPUがあって実現できました」(粕淵氏)

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パナソニック株式会社オートモーティブ社でストラーダのナビゲーションソフトウェア開発にたずさわった粕淵健郎氏。

 高性能なCPUである。デモカーでルート探索し、首都圏を横断してみて、地点検索もルート探索も、探索ボタンを押すやいなや候補を提示してくる。しかもルートは時間や通行料金など優先するべき要素が異なる5ルートをである。もはや“待ち”は不要であることに軽いショックを受けた。新しいUIもユーザーの利便性が良く考えられているようだ。中でも個人的に気に入ったのが地図画面の上端に表示されるボタンだ。オーディオ再生中にはここに表示されるボタンで簡単な操作ができるほか、ボリュウム調整やトップメニューへのワンタッチ移動(スマホのホームボタン的な役割)ができたりする。以前のモデルでは、画面の下に表示されていたが、これが上端に移動したことで格段に使いやすくなったと感じるのだ。理由は簡単、ディスプレイの上端に指先をかけることで画面に触れる指が安定して狙い通りの操作を確実に果たす事ができる。良くできたデザインだ。

「ディスプレイの上には物理ボタンも並んでいて、それらとの連携というところもあり表示を画面上部にしたのですが、喜んでいただけているようで何よりです」(長瀬氏)

 筆者自身は、前モデル……というか歴代モデルに一通り触れているので、より使いやすくなったと言いやすいのだが、本機だけを見て触れてという体験をする方にはわかりづらいかもしれない。やや雑な言い方になって申し訳ないが、店頭ディスプレイなどで触れてみて、スムーズに動くこと、表示されている情報がわかりにくくないこと、この2点を意識して気になる点がないとしたら、超優秀機であることの証なのである。そして、本機は間違いなくそのひとつに数えることができる。

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地図画面の上端に表示される操作ボタンには、メニュー画面やオーディオ画面への切替ボタンやトラック(放送局)送りや音量調節のボタンが並ぶ。前モデルまでは画面の下端にレイアウトされていたものだ。

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実際に操作するとき、ディスプレイに指先をかけて表示されたボタンに触れることができ、個人的には格段に使いやすくなったと感じた。

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ディスプレイの天面に並ぶ物理スイッチ。画面に表示されているボタンと同じ並びであることがわかる。

ナビ以上にブラッシュアップされたオーディオ性能

 サウンド面ではどうか、前述の「音の匠」に新モードが採用されており、その名も「極(きわみ)サラウンド」である。とはいえ、CN-F1X10BHDにはセンタースピーカー出力などはなく、ごく一般的な4チャンネル(フロント左右+リア左右)にサブウーファー出力を持つだけだ。一体何をしているのか、ASWでも幾度かお話をうかがっている、ストラーダのオーディオ開発担当の田食氏に疑問をぶつけてみた。

「[極サラウンド]は、2チャンネル(ch)の音源をサラウンドにするもので、過去に他社で採用されてきた技術とは異なるものです。簡単に言うと音源の2chを7ch化、サラウンド成分を生成して各スピーカーへ振り分ける技術と、頭部伝達関数という音場の高さを感じさせる音成分に効く演算を同時に実施しています。ただ、この処理は音が悪くなりがちなため、音質を損ねないよう工夫をしています。さらに当社のホーム用コンポーネントで採用されているH.Bassも盛り込んでいて、低域に仮想再生成分を補完して、あたかも重低音が鳴っているかのような体験をすることができます。言うと簡単なのですが、ひじょうに複雑で膨大な情報処理を必要とするものです」(田食氏)

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オーディオチューン画面で、音の匠の3モードを表示させてみた。上の2つは「匠 マスターサウンド」(左)と「和 会話重視」(右)で、従来機能を継承したもの。下が「極 サラウンド」で、本機で初めて盛り込まれたモードである。

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パナソニック株式会社オートモーティブ社でストラーダのオーディオ回路開発にたずさわった田食寛之氏。

 パナソニックStradaのウェブサイトを見ると実にあっさりした機能紹介だったが、かなり手の込んだ仕掛けがあるようだ。単に7ch化といっても、そこには独自のアルゴリズムがあるはずで、高度な演算処理をしているだろう。ここでも新搭載CPUの活躍がめざましい。

「高速演算CPUがあるからこそ作り上げられた極サラウンドであることは事実ですし、新DSPを組み込んでこそ成り立っています。ただ、ご存じの通り音の匠は弊社とミキサーズラボで成り立っています。サウンドチューニングにおいては多数の自動車メーカーの、様々な市販車で音の検証をしながら詰めています」(田食氏)

 多くの実車両での検証、しかも、2chから7ch化したうえでの調整となると、パラメーターもそうとうに複雑なはず。

「ボディタイプ別に数台のサンプルでチューニングが決められるかもと考えていましたが、実際には同じ軽自動車でも自動車メーカーが異なれば全く違う音になりますし、ミニバンも同様の結果でした。Stradaの音の匠は車両純正スピーカーでの再生を前提としていますから、あらゆる市販車で音の匠が効果的に働くようサウンドチューニングしなければなりません。実車で音を確認しながらさきほどお話しした複雑なパラメーターについて、細かな調整をしています」(田食氏)

車両純正スピーカーを生まれ変わらせる音の匠
エフェクト無しで上級スピーカーと渡り合える底力を獲得

 音の匠には、「匠(たくみ)マスターサウンド」、今回新たに開発された「極(きわみ)サラウンド」、「和(なごみ) 会話重視」の3モードがあるが、実は本機の試聴室取材ではOFFにして聴くことが多かった。エフェクト機能である音の匠は高品質なのだが、取材時に組み合わせて聴いていた上質なスピーカーでは演出過剰ともとれる印象も少なからずあったためである。車両純正スピーカーで活用するという明確な目的があるのだから当然といえば当然だろう。実際、デモカーのトヨタRAV4では、巧みなサウンドチューニングに思わず「上手く作るなぁ」と独りごちてしまったほど。なお、RAV4にはドアスピーカーとは別にダッシュボード上に高音用トゥイーターも装備していたが、クルマによってはドアスピーカーのみというものも少なくない。音の匠はどちらに向けて仕上げられているのだろうか。

「どのようなタイプのスピーカー装備でも、音の匠が目指す効果が楽しんでもらえるようにチューニングしています。新規モードの極サラウンドも同様ですが、強いて言えばトゥイーター無しのドアスピーカーのみのクルマでサラウンド効果が実感できるようにしています」(田食氏)

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実車での取材はトヨタ RAV4でおこなった。純正装備でナビだけを換装しCN-F1X10BHDを搭載したものだ。

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RAV4の純正スピーカーは、ダッシュボードの両端に高音用トゥイーター(左)を、ドアに低音用ウーファー(右)を搭載。このほかにリアドアにもスピーカーが装着されていた。

 音の匠の使い方としては、純正スピーカーで再生する場合で最大パフォーマンスを発揮するというわけだ。しかし、前述したように試聴室で音の匠OFF状態の音も高い評価を得ている。グランプリ獲得の要素としてはこちらのウェイトが大きい。これほどまで音質的なベースアップがかなったのはなぜだろうか。

「DSPでは内部の電源回路配線を改良したほか、デジタル信号の処理能力を飛躍的に向上させています。DSP以外にもOPAMPを音質に定評のあるMUSEブランドとしたり、フィルムコンデンサーにハイグレードなものを採用しています。また、カタログなどでは謳っていませんが、OPAMPの電源に負電源を加えてGND基準で音声信号を伝達させてます。負電源の採用は、AVナビゲーション市場を見渡してもレアな存在で、とてもノイズに強く、ダイナミックレンジも広げることができました」(田食氏)

画像19: 新設計のパナソニック Strada F シリーズCN-F1X10BHD 大研究 グランプリ獲得を果たしたモデル誕生の秘密に迫る

オーディオチューン画面で、エフェクトをすべてOFFにした状態。ASW試聴室で、国内外の上級スピーカーと組み合わせた試聴も行ったが、その際にはこの状態でとても素直な音を奏でていた。音の素性の良さ、音響性能の底上げが確実にかなったことがわかる。

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新プラットフォームとなったと同時に採用された高音質デバイス。左はMUSESブランドのOPAMP、右はハイクォリティフィルムコンデンサーだ。

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パナソニックブランドのDSPチップも新規採用された。チップ内部の電源配線を改良しているほか、デジタル信号処理能力が高められているという。

画像22: 新設計のパナソニック Strada F シリーズCN-F1X10BHD 大研究 グランプリ獲得を果たしたモデル誕生の秘密に迫る

回路基板のパターンにもこだわりが見て取れる。パターンの美しさは信号の通り道として重要であり、左右チャンネルの対称性やパターンの長さなどは、音質に大きく影響するものだ。画像に見える素子は左が電子ボリュウム(Stradaロゴ入りの専用品)、OPAMP、D/Aコンバーター(TI製バーブラウンブランド品)である。

 新ストラーダの音が底上げされて音質が向上されたように感じたのは確かな裏打ちがあったのだ。新しい回路素子の投入に際しては、周辺回路の見直しなども必要なはずである。そして筆者がなにより驚いたのはブルートゥースで聴いたサウンドの瑞々しさであった。全メディアをアップコンバートして信号処理するといったテクニックは以前からあったが、本機で聴けた音は新デバイス投入によるものだけとは思えない。

「実はブルートゥースオーディオはもちろんですが、オーディオソースの入り口に関して、すべての回路で電源強化をしています。それ以外でも新プラットフォームで1から回路パターンを設計しているので、オーディオ回路では信号の通り道を綺麗に整えていますし、LとRチャンネルを対称にし、さらに信号経路の長さも同一になるようデザインしています」(田食氏)

 実にマニアックなエンジニア魂である。このインタビューの後、回路基板を拝見したが、実に美しいサーキットパターンが描かれている。形の良さは音の良さにつながるとはオーディオ界のセオリーではあるが、AVナビのようにオーディオ以外の回路が密接するコンポーネント内で具現化されているものは多くないだろう。

 BD、DVD、CDといったディスクメディア、USBやSDのメモリーメディア、ブルートゥースのワイヤレスメディア、そのどれをとっても高いクォリティで再生するCN-F1X10BHD。ストレスのないカーナビとしても確かな実力を備えたモデルであることを改めて認識した次第である。そして、現在470車種を超えて装着可能という点も見逃せない。多くのドライバーに積極的に勧めたい製品である。

画像23: 新設計のパナソニック Strada F シリーズCN-F1X10BHD 大研究 グランプリ獲得を果たしたモデル誕生の秘密に迫る

トップメニューを右にスクロールさせるとメディア再生メニューが現れる。iPhoneを接続した場合、「iPod」で再生される。「ドライブレコーダー」では、本機と繋がれたドライブレコーダー「CA-DR03HTD」に記録された映像の再生ができる。

画像24: 新設計のパナソニック Strada F シリーズCN-F1X10BHD 大研究 グランプリ獲得を果たしたモデル誕生の秘密に迫る

USBメモリーに記録したWAVファイルを再生している画面。CDなどの再生中には、左側の音符マークのエリアにGracenoteのデータベースに基づくカバーアートが表示される。左下のボタンでオーディオチューン、右下のボタンで楽曲リストからの再生曲選択ができる。

画像25: 新設計のパナソニック Strada F シリーズCN-F1X10BHD 大研究 グランプリ獲得を果たしたモデル誕生の秘密に迫る

iPhoneでAmazon Musicを利用した楽曲再生をしながらブルートゥースによるワイヤレス接続をしている画面。米津玄師の独特な声や、重量感ある低音をうまく再生してくれた。

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オーディオ再生画面から、フォルダー型ボタンを押して楽曲リストを表示させたところ。再生中のトラック名がスクロールされて表示される。「Stereo Sound REFERENCE RECORD Vol.10 ドイツ・グラモフォン・ベスト・レコーディング」を試聴しているところである。

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マンウィズミッションのMy Heroでは、冒頭のストリングスのしなやかな調べからの激しいドラム演奏、ギターのディストーションまで、とてもうまく鳴らしている印象で、とてもBTオーディオを純正スピーカーで聴いているとは思えない楽しさがこみ上げてきた。

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パナソニック
CN-F1X10BHD
オープン価格

SPECIFICATION
●AV一体型メモリーナビゲーション
●画面:有機EL10V型ワイドHD静電容量方式タッチパネル
●内蔵パワーアンプ最大出力:50W×4
●再生メディア(フォーマット):地上デジタルTV、BD、DVDビデオ、CD(MP3/WMA/AAC)、Bluetooth、USB(オプションケーブル経由、最大32GB対応、MP3、AAC、WMA、WAV、FLAC対応・最大PCM192kHz/24bit)、SD(最大2TB対応、MP3、AAC、WMA、WAV、FLAC対応・最大PCM192kHz/24bit[microSDではBDMV対応])、アップルiPod/iPhone(オプションケーブル経由)
●サンプリングレートコンバーター:192kHzにアップコンバート
●サウンドチューン機能:音の匠(匠マスターサウンド/極サラウンド/和 会話重視)
●エフェクト:DSP(HALL、STADIUM、CHURCH、LIVE)
●DSP機能:タイムアライメント、サブウーファー設定、グラフィック EQ(13バンド・-10〜10dB)
●D/Aコンバーター:アドバンスドセグメント方式32bitDAC
●HDMI入出力端子1系統装備
●外形寸法:W178×H100×D170mm(ナビゲーションユニット)、W240×H141×D13mm(ディスプレイユニット)
●重量:約2.6kg(ナビゲーションユニット)、約0.7kg(ディスプレイユニット)
●備考:TVアンテナ(フィルムアンテナ4枚)、GPSアンテナ、ハンズフリー通話用マイク付属

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CN-F1X10BHDには、音の匠の他にもDSP効果モードが備わっている。「HALL」、「STADIUM」、「CHURCH」、「LIVE」の4種類が選択できる。

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このグラフは、車の走行速度に応じて音量を自動補正する機能「車速連動音量補正」の調整画面。走行ノイズが大きめなクルマならMID〜HIGH、静かなクルマならOFF〜LOWといった具合に活用できる。

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「騒音適応」機能は、6段階のレベル調整が可能な対ノイズ音響補正で、リアルタイムに車室内の騒音レベルをモニターして補正する。車室内の騒音は、ワイヤレス通話などでも使用するマイクがひろっている。

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イコライザーは13バンドのグラフィックイコライザーを装備。「VOCAL」、「ROCK」、「JAZZ」としたイコライザーカーブがプリセットされているほか、「USER」ではユーザーが調整した設定値を記憶させて使うことが可能だ。

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「フェーダー/バランス」では、左右前後の音量バランスが調整できる。画面左側のドットに触れるだけで直感的な操作ができるほか、右側の十字キーで調整することも可能。

画像34: 新設計のパナソニック Strada F シリーズCN-F1X10BHD 大研究 グランプリ獲得を果たしたモデル誕生の秘密に迫る

オーディオチューンのスピーカー項目では、各スピーカーの音量バランスを調整することができる「出力レベル」があり、フェーダー/バランスとは違った基本設定が行える。サブウーファーの音量調節はこのメニューで整えることになる。

画像35: 新設計のパナソニック Strada F シリーズCN-F1X10BHD 大研究 グランプリ獲得を果たしたモデル誕生の秘密に迫る

各スピーカーからの発音タイミングをデジタル処理で行う「ディレイ」設定。車両スピーカーレイアウトとドライバーの聴取位置の関係よっては、ステレオイメージの感じ方が大幅に改善されることがある。

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「サブウーファー」の項目では、サブウーファー出力から送り出される周波数帯域をフィルタリングすることができる。

画像37: 新設計のパナソニック Strada F シリーズCN-F1X10BHD 大研究 グランプリ獲得を果たしたモデル誕生の秘密に迫る

ディスプレイの天面に記されたモデルナンバー。

提供:パナソニック

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