フィルタや裏技、駆使すればお宝動画に出会えるかも。
現在YouTubeには、1分あたり数百時間分のコンテンツがアップロードされていると言われています。YouTubeが立ち上がった12年前には、同じ量の動画がアップロードされるのに1ヵ月かかっていました。コンテンツがそれだけ膨大になると、見たいものが決まっていてもそれを探し出すのが一苦労だったりします。それでも、5年くらい前に見かけたあのネコ動画が脳裏から離れない…そんな方のために、YouTubeにある動画をなるべく効率よく見つけるためのTipsを以下にまとめました。
YouTube検索の基本メニュー
YouTube検索するとき、みなさん検索ボックスは使われてると思います。でも検索結果と検索ボックスの間に、「フィルタ」ってのがあることに気づいていますでしょうか? ここをクリックすると、アップロードされたタイミングとか動画のタイプ、動画の長さ、または画質や字幕有無といった特徴、そして並べ替え条件など、検索結果絞り込み・並べ替えの条件が一覧表示されます。
たとえば「アップロードされたタイミング」は、「1時間以内」「今日」「今週」「今月」「今年」の中から選べます。「何日か前に見たMacBook Proの新しい動画が見たいんだけど、ただ検索しただけじゃ古い動画が多すぎて…」みたいなときは「今週」を指定。そうすると、古いMacBook Proのレビュー動画とかは検索結果から排除できる、という具合です。ただし選択できる項目はすべて「直近の1時間/日/週/月/年」に限られてるので「去年か一昨年」みたいな細かい指定はYouTubeの中ではできません。それをしたい方のための裏ワザは後ほど説明しますね。
「動画のタイプ」というのは、探す対象が動画そのものか、動画を含むチャンネルか、または映画とかTV番組なのか、ということです。
「動画の長さ」の項目では、4分以内の「短い」動画と20分以上の「長い」動画を絞り込めます。この項目も、「30秒以内」とか「30分以上60分以内」みたいな細かい指定はできないです。でも、ちょっとしたすき間時間を動画でつぶしたいときは「短い」で指定して検索、みたいな感じで使えます。
「特徴」の項目には、4K動画とか360度動画、クリエイティブ・コモンズといったものがあります。大きなTVやVRゴーグルで見る動画を探すときとか、仕事とか何らかのプロジェクトでロイヤリティなしで流用させてもらえる動画を探すときに便利です。
「並べ替え」の項目では、検索結果をソートする条件を「関連度順」(デフォルト)、「アップロード日」「視聴回数」「評価」から選べます。たとえば、とにかくドナルド・トランプの最新のお騒がせ動画を見たい、というときは、「Donald Trump」で検索して「アップロード日」でソートすると、検索結果を最新順に並べ替えられます。ただし人気のキーワードでこれをやるとかなり玉石混交になってしまうので、質の良い動画を探すには「視聴回数」とか「評価」でソートするといいです。
それから、検索結果の中から「あたり」っぽいものを保存して後で確認したいときは、その部分にカーソルを合わせると右上端にドット3つの「もっと見る」メニューが表示されます。そこをクリックすると、「後で見る」リストに入れるためのチェックボックスが表示されるので、チェックしておけばOKです。
裏メニュー:検索演算子を使う
「Web全体じゃなくギズモードの中だけで、iOS 11について検索したい」みたいなときありますよね。検索ボックスの中に「iOS 11 site:gizmodo.jp」という風に「site:」を入力すると、指定のサイト内での検索ができます。こういう風に、精度を高めるために検索ボックスに入力する特定の文字列とか記号を「検索演算子」といいます。
あまり大々的には宣伝されてませんが、じつはYouTubeにも、同じような演算子があります。YouTubeの検索ボックスに入れるキーワードは、デフォルトでは動画のタイトルやタグ、概要で幅広く検索されます。でも、検索キーワードの前に「intitle:」を付けると、動画のタイトルのみで検索できるんです。たとえばダース・ベイダーがチラッと出てくるとかじゃなくて、メインであるような動画を探したいときは「intitle:Darth Vader」または「intitle:ダース・ベイダー」という感じ。
またこれもGoogleと同じように、複数のキーワードがただ入ってればいいだけじゃなくて、指定の順序に並んでるものだけにしたいときはこうします。たとえば、「桐島、部活やめるってよ」っていうタイトルの検索は、このように「"桐島、部活やめるってよ"」って「”」(半角ダブルクォーテーション)で囲めばOKです。
または「コナンはコナンでも、名探偵じゃない方のやつ…あれなんだっけ? 」っていうときは、「コナン -名探偵」と検索すればよし。検索結果から除外したいキーワードに「-」(半角マイナス)をおくと、検索結果から「名探偵コナン」があらかた消えて、「未来少年コナン」などが出てきます。
前出のフィルタの項目を、検索ボックスから指定することも可能です。「iPhone, today, spherical」と検索ボックスに入れると、「iPhone」を含む動画で、かつ「今日」アップロードされていて、「360度動画」のものが出てきます。使えるフィルタは、channels、film、show、short、long、4K、HD、cc、creativecommons、3D、live、purchased、spherical、hour、today、week、month、yearです。でもここでフィルタとして入力する文字列は英語でないといけないよう。「NASA, 今日」と入力すると単に「NASA」と「今日」という文字列を含む動画が検索されるだけです。
チャンネルや再生リストを活用
見たい動画が映画の予告編だったりして公式以外のコピーが量産されてるときは、まず動画そのものじゃなくてそれが含まれてるチャンネルや再生リストから探すことをオススメします。この方法は、動画のタイトルとか概要といったテキスト情報が、動画の中身にあんまりマッチしてない場合にも有効です。
検索結果をチャンネルとか再生リストだけに絞り込むのは、上にも書いた「フィルタ」を使えば可能です。ただ、映画『ラ・ラ・ランド』の公式予告編などを探すなら、本当に公式のものなんかを確認するためにアップロードしたのが誰かは知りたいですよね。それはその動画のチャンネルの「ホーム」にいき、チャンネル内を検索できるボックスで、必要に応じて使ってみましょう。タブが並んでる中の右端、虫メガネのアイコンです。
また 「一番見られているジャスティン・ビーバーの動画ってどんなの? 」と思ったら、ジャスティン・ビーバーのチャンネルの「動画」タブを開き、画面右に出てくる「追加日(新しい順)」をクリックして「人気の動画」を選びます。これで、ジャスティン・ビーバーのチャンネルにある動画を再生回数の多い順に並べ替えられます。
さらに気に入ったチャンネルがあったら、赤いボタンで表示される「チャンネル登録」を押しておきましょう。そうすれば、そのチャンネルにコンテンツがアップされたときに、通知が来る上に、YouTubeのホーム画面にもそのチャンネルの動画が表示されるようになります。
YouTube外での検索が重宝することも
YouTubeを検索するためのツールは、必ずしもYouTubeの中にある必要はありません。特に古い動画を探すとき、YouTubeはあんまり役に立ちません。実はフィルタに入ってるアップロード時期指定の条件も、一番幅広いのが「今年」で、Google検索みたいに「2007年1月9日から2008年6月9日まで」みたいな細かい指定ができないんです。
でもGoogle検索なら日付も細かく指定できるし、「動画」タブをクリックすれば検索結果を動画のみに絞り込めます。検索ボックスの右下にある「設定」から「検索オプション」を開くと、動画の属する地域とかファイル形式みたいな細かいところまで指定できます。もちろん、上に書いたような「−」とか「" "」といった検索演算子を使った絞り込みも可能です。このへんを工夫すれば、隠れた名動画を探し当てられるかもしれません。
さらに意表をついたTipsは、BingがYouTube動画検索を得意としてるってことです。Bingで検索キーワードを入れたら、「動画」タブを開きます。インターフェース的にはGoogleをさらに一歩進めた感じで、たとえば関連検索が画面上部に並んで表示されるし、あとでチェックしたい検索結果を素早く保存することもできます。
以上、YouTube検索をより素早く確実にするためのTipsでした。YouTubeの検索ってなんかGoogleほどバシっと良い結果がかえって来ないなーと思われていた方、ここにご紹介した技を試してみると良いかもしれません。
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