北海道・アクセスサッポロ 大展示場で2022年12月24日(土)に開催された『Fate/Grand Order』(FGO)のリアルイベント“FGO ウィンターパーティー 2022-2023”。本記事では、Web配信されないスタッフトークステージの発表情報を随時更新でお届けする。
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サーヴァントのデザイン資料が公開
光のコヤンスカヤ 第3再臨
光のコヤンスカヤの第3再臨のデザイン資料と開発コメントが公開された。
【開発スタッフコメント書き起こし】
光のコヤンスカヤは、これも使用する武器のバリエーション、衣装の違いも多いため時間をかけました。
エクストラアタックのバイクで駆け上がる攻撃ですが、こちらは当初はウィリーで持ち上がった前輪の回転で攻撃する形でした。
なのですが、私自身がバイク好きなのもありまして、「バイクは基本的に後輪駆動なので、前輪を当ててふかしても回転しないです! 後輪で駆け上がらないとおかしい!」と急に変更を入れていまの形になっています。
最初から言えって話ですよね、申し訳ないです……。
ジェームズ・モリアーティ(ルーラー)
ジェームズ・モリアーティ(ルーラー)は第1~第3再臨のデザイン資料と、開発コメントが公開された。
【開発スタッフコメント書き起こし】
モリアーティはじつはかなり手こずりまして、当初の予定より2ヵ月は多く費やしての制作となりました。
理由はいろいろあるのですが、やはり宝具は大きかったです。数えたわけではないのですが、宝具のために用意した素材の点数でいったら、おそらくいままでのサーヴァントで1番多いと思います。
浮かび上がる数式の数々、浮かび上がるグラフの数、そして世界地図。
また、各地の様子をモニターに映し出していて、それぞれ炎上する差分、背景の部屋、さらに正面のカットインもあります。
炎上する各地も意味合いが出すぎてしまうような場所は避けたりなど、作っては微調整を延々繰り返したもので……さすが教授、求めるものが多い……という感じでした。
データでわかる!FGO ~FGO Fes.2022編~
英霊召喚フォトスタジオランキング 各クラス別1位が発表
英霊召喚フォトスタジオは、好きなサーヴァント1騎と記念撮影ができるもの。
スタッフトークでは、7周年イベントで実施された際に撮影された回数が多かったサーヴァントがクラス別に発表された。
- セイバー:千子村正
- アーチャー:ギルガメッシュ
- ランサー:メリュジーヌ(妖精騎士ランスロット)
- キャスター:マーリン
- アサシン:岡田以蔵
- ライダー:イスカンダル
- バーサーカー:モルガン
- エクストラ:オベロン
新機能に関する先行情報が公開
スタッフトークの中で、第2部開発ディレクターのカノウヨシキ氏が、「自分が入れたかった機能」として新機能についてポロリ。
今後、サーヴァントの宝具やスキルの種類(回避など)でソートできるフィルター機能が追加予定だという。時期についてカノウ氏は「そろそろ」とコメントしていた。
復刻 教えてカノウさん!これってカノウ?フカノウ?
過去のスタッフトークイベントで実施された、“教えてカノウさん!これってカノウ?フカノウ?”が復刻された。
これは、カノウ氏がユーザーの質問や意見に対して答えられる内容であれば“カノウ”札を、回答が難しい場合は“ぐぬぬ”の札を上げ、コメントする企画だ。
最初の質問は、「実装時に開発スタッフの方々が想定していなかった使われ方をしているサーヴァントはいますか?」というもの。
質問に対してカノウ氏は、想定と違う使われ方とはずれるが、ユーザーらが7年たったいまも星3以下のサーヴァントを使ってくれている状況についてコメント。
アーラシュのほか、工夫をすると周回時間を短くできる推奨レベル90++(変則クエスト)にてロビンフッドの毒特攻が活用されていた点に触れ、いろいろな星3以下のサーヴァントが活躍しているのを見るのがうれしいとコメントしていた。
続いてはユーザーではなくバスター石倉氏からの質問で、「サーヴァントの宝具強化時のフィルタ機能を充実させてほしい」というもの。
カノウ氏は概念礼装だったらよくわかるとコメントしつつも“カノウ”札を上げ、いつかはやれると回答した。
最後の質問は、「メインストーリーの中で印象に残っていたことと正直しんどかった思い出」について。
カノウ氏は両方の札を上げ、第2部 第7章には新機能がたくさんあり、大変だった思い出を披露した。
第2部 第7章のシナリオを担当する奈須きのこ氏は、ユーザーが読んでいるシナリオだけではなく、シナリオに乗らないテキストも書いているという。
例えば「このバトルではこんなことがしたい」「ここの表示はじつはこうなります。てへっ」といったコメントが、大ボリュームのシナリオの中にバトルとADVパートを問わずちりばめられており、それをカノウ氏を含む開発スタッフが読み解けば読み解くほど、新機能の追加が必要になるそうだ。
奈須きのこ氏からユーザーへのサプライズとなるため「楽しくなるはずだからやるしかないじゃん」と延々と開発を続けていたという。
カノウ氏の思い出深い『FGO』のイベントは?
イベントでは、“『FGO』で振り返る2022”と題して、思い出深いイベントについてトークが繰り広げられた。
カノウ氏は選べないとしながらも、久しぶりに超高難易度クエストを実装できたということで“カルデア妖精騎士杯 ~二代目の凱旋~”を挙げた。
超高難易度クエストはギミックの調整や難易度の調整にものすごく時間がかかり、半年~1年ほどの開発時間が必要だという。「このサーヴァントでこんなことができたらおもしろい」といったコンセプトのもとにギミックを構築していくそうだが、その調整の途中に動かなくなることも少なくないようだ。
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