独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は5月16日、因幡電機産業製Wi-Fi AP UNITにおけるOSコマンドインジェクションの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。株式会社ゼロゼロワンの早川宙也氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。
AC-WAPU-300 v1.00_B07およびそれ以前のバージョン
AC-WAPU-300-P v1.00_B08Pおよびそれ以前のバージョン
AC-WAPUM-300 v1.00_B07およびそれ以前のバージョン
AC-WAPUM-300-P v1.00_B08Pおよびそれ以前のバージョン
因幡電機産業株式会社が提供するWi-Fi AP UNITには、OSコマンドインジェクションの脆弱性が存在し、当該製品にログイン可能な第三者に任意のOSコマンドを実行される可能性がある。
当該製品はすでにサポートを終了しており、JVNでは開発者が提供する下記の回避・軽減策を実施するよう呼びかけている。
・初期設定値の変更
IPアドレスを変更する
ユーザー名/パスワードを初期値から変更する
ユーザー名/パスワードを定期的に変更する
・機器動作設定の変更
WAN/WirelessからのWEB UI(設定画面)へのアクセスを禁止する(本体正面LAN接続のみ許可)
・接続フィルタリング機能の変更
Wireless接続を許可する端末のMACアドレスを入力する
VPNやIPフィルターなどによる接続端末の制限を行う
・使用上の注意喚起
ネットワーク上位にファイヤウォールを設置する
設定画面にログインしている間、他のウェブサイトにアクセスしない
設定画面での操作終了後は、ウェブブラウザを終了する
ウェブブラウザに保存された設定画面のパスワードを削除する
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