国内の約7割の人が利用するコミュニケーションツールのLINE(ライン)。子ども同士が連絡や交流を円滑にできる便利さの一方、人間関係のこじれやいじめのきっかけになる危うさもある。子どもたちや保護者向けのLINEの出前講座から、トラブル回避のヒントを探った。(小林由比)
「子どもに人気のからい料理の『定番』といえば?」
子どもたちの情報活用能力の向上に取り組む一般財団法人LINEみらい財団(東京)が全国の学校などで開いているコミュニケーション講座。この質問に対し、カレーを連想する子もいれば、マーボー豆腐と答える子もいる。同財団事業推進部長の西尾勇気さん(43)は「感覚の違いを感じ取ってもらうことがトレーニングの第一歩」と話す。
「『夜おそい時間』といえば、何時から?」の質問では、「夜遅い」の基準が人によって違うことに気付く。それを知っていれば、延々とネット上のやりとりを続けてしまいそうなとき、一歩立ち止まって相手のことを考えるきっかけになりうる。
「悪口」について考える講座では、「友達から言われてイヤだなと感じる言葉はどれ?」という問題を設定。(1)まじめ(2)おとなしい(3)一生懸命(...
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