「Scala 3.1.0」は、後方バイナリ互換であり、「Scala 3.1.0」のプロジェクトではバージョン3.0でコンパイルされた依存関係を使用できる。一方で、前方バイナリ互換ではないため、バージョン3.0は「Scala 3.1.0」でコンパイルされた依存関係に対応していない。
開発チームは、バージョン3.2.0においてより高い互換性を実現すべく作業を行っており、それまでは「Scala 3.1.0」とバージョン3.0.2でのテスト、およびバージョン3.0.2でのリリースを推奨している。
「Scala 3.1.0」では、どの例外をスロー可能かを宣言およびチェックできる機能が試験的に搭載されたほか、Stringリテラルのマッチングが可能になった。また、コンパイラ警告をフィルタリング、構成できるコンパイラフラグ-Wconfが追加されるとともに、警告の発生が予想される場所で、コード内で直接警告を抑制するために使える@nowarnが追加されている。
ほかにも、マニュフェスト合成の簡略化や、階層sealed型用ミラーへの対応など、さまざまな機能追加・改善が行われた。
からの記事と詳細 ( オブジェクト指向言語と関数型言語の特徴を併せ持つプログラミング言語「Scala 3.1.0」がリリース - CodeZine(コードジン) )
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