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Friday, January 14, 2022

ネットワンシステムズ、葛飾区立学校74校の学校教育総合システムと学校ICTサポートセンターを提供し、「かつしかのGIGAスクール」の推進を全面支援:紀伊民報AGARA - 紀伊民報

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 ネットワンシステムズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:竹下 隆史)は、葛飾区立学校74校(小学校49校、中学校24校、特別支援学校1校)が学習活動や校務事務に活用する学校教育総合システムを構築するとともに、教職員や児童・生徒がICTを円滑に活用するためのワンストップサービス「学校ICTサポートセンター」(以下、「サポートセンター」)を提供し、「かつしかのGIGAスクール」の推進を全面的に支援しています。
 また、文部科学省が掲げる「GIGAスクール構想」に伴う1人1台タブレット端末の導入及び、高速大容量の通信ネットワーク環境の整備や各学校へのICT支援員の配置などを含めたタブレット端末の円滑な運用を支える安定的な支援基盤も構築しています。

■背景
 葛飾区では、システムの保守・運用に携わるサービスデスク、ICT支援員、システム保守の契約や事業者が分かれていたため、学校に対して一元的なサポートが実施できていないことが長年の課題でした。この課題を解決するため、教職員や児童・生徒のICT活用をワンストップで支えるサポートセンターを導入しました。

■本基盤の特長
 サポートセンターは、各学校からのICTに関わる問い合わせを一元的に受付する「サービスデスク」、現場でのICTの利活用を支える「ICT支援員」、高度なスキルセットが要求されるネットワーク・サーバ基盤を維持する「専門技術者」の3機能を統合した支援基盤を構築し、学校のICT利活用の一元的なサポートを実現しています。
 ネットワンシステムズは、学校教育に関わるICTインフラ整備の支援だけではなく、日々の保守・運用から各学校の要望への対応まで、「サービスデスク」「ICT支援員」「専門技術者」が連携し、一体となって教職員や児童・生徒のICT利活用を支えるサービスを提供しています。
 本サービスは、文部科学省が示している「GIGAスクール運営支援センター」の目指す、1人1台端末環境の円滑な運用を支える安定的な支援基盤をいち早く実現したものとなっています。

1.ICT支援員・サービスデスク等を含んだ運用体制の実現
 教職員の対応窓口となる「サービスデスク」、システムの運用管理を行う「専門技術者」に加え、家庭でのICT利活用支援を行う「ICT放課後ヘルプデスク」、タブレット端末の活用を推進する「GIGAスクールサポーター」で構成されるサポートセンターに、運用管理統括者を専任で配置することで、統合的な管理と迅速な情報連携を実現しています。
 また、サポートセンターに直轄のICT支援員を配置し、高度な専門知識を持つ技術者と共に業務を実施しています。それにより、ICT支援員が教職員をサポートするための専門性を身につけることができるとともに、ICT支援員を通じ教育現場における課題や改善要望を拾い上げながら、迅速な対応をすることが可能になりました。なお、1人1台のタブレット端末の本格的な運用が始まった令和3年度は、各学校にICT支援員を週5日配置しています。
 このような支援体制の中で発生した運用上の課題や要望などについては、区との週次の運用検討会において対策を検討し、ICT支援員がその対策の実行役となることで、現場でのICTの円滑な利活用を進めています。

[画像1]https://user.pr-automation.jp/simg/173/54927/650_358_2022011409092561e0bf35a617f.jpg

2.快適・安全に利用可能なネットワークの実現
 教職員が利用するICT基盤である学校教育総合システム(教職員端末、校務用仮想デスクトップ基盤、校務系及び学習系システム等)を全面刷新し、「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」に準拠したネットワーク環境を実現しています。具体的には、「校務系」「校務情報系」「学習系」の各ネットワークを通信管理用ファイアウォールの仮想化技術で分離し、各ネットワーク間の通信を管理・制御しています。
 また、GIGAスクール構想に伴う高速大容量の通信ネットワークに対応するため、ネットワーク環境の見直しを行い、インターネット接続帯域の増強を行いました。これにより、課題であった端末の同時接続数の制限を改善し、学校内において児童・生徒が制約なくタブレット端末を活用できる環境を整えました。
 さらに、児童・生徒がインターネットアクセス及び学習システムに快適に利用できるネットワーク環境を提供するため、クラウド管理型Wi-Fi「Cisco Meraki MRシリーズ」を活用しています。それにより、1教室当たりタブレット端末40台以上の同時接続を実現し、動画等の教育コンテンツを全員同時に視聴することが可能となっています。また、児童・生徒がタブレット端末からWebサイトを閲覧する際には、安全性を担保するため、クラウド型フィルタリングソフトを導入し、インターネット上のWebコンテンツのアクセス時に不適切なサイトや危険なサイトへの接続をブロックすることで、学校や家庭において児童・生徒が安心してインターネットを利用できる環境を実現しています。

 ネットワンシステムズは、最新の技術動向に関する知見と情報通信技術により葛飾区における教育のデジタルトランスフォーメーションの推進・加速を支援していきます。

■お客様のコメント
葛飾区教育委員会事務局指導室教育情報係 係長 江川 泰輔様から次のコメントを頂いております。
 「葛飾区では、学校と教育委員会が教育の情報化の考えや方向性等のビジョンを共有し、一体となって教育の情報化の推進に取り組んでいけるよう、平成31年3月に『かつしか教育情報化推進プラン』を策定し、本プランを中核に据えて教育情報化の推進に取り組んでいます。
 現場でのICT活用を推進していくためには、教育委員会と学校が緊密に連携を図っていくことが不可欠です。連携の強化に向けては、教育委員会は学校に対してビジョンを明確に示すとともに、学校の要望や課題を的確に把握し、これに迅速に対応していくことが大切です。このことを念頭に、区では学校教育総合システムのリプレイスに合わせ、サービスデスク、ICT支援員、システム保守を一元的に担う『葛飾区学校ICTサポートセンター』を導入しました。教職員や児童・生徒が不自由なく快適にICTを活用できる環境を維持していくためには、システムの保守・運用に係る業務を事業者と区が連携し、一丸となって学校をサポートしていくことが必要です。
 今後も、ネットワンシステムズ株式会社と葛飾区の目指すビジョンの共有やシステムの安定稼働はもとより、常に学校現場の目線で日々発生する課題と向き合い、現場から声が上がる前にこちらからプッシュ型でサポートできる体制を実現し、葛飾区の子どもたちや先生方が安心して活用できるICT環境の実現を共に目指していきたいと考えています。」

「かつしか教育情報化推進プラン」の概要
https://www.city.katsushika.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/020/390/gaiyouban.pdf

ネットワンシステムズ株式会社について
ネットワンシステムズ株式会社は、お客様が利用するビジネスアプリケーションを、ネットワーク技術を駆使し、プライベートクラウド/パブリッククラウドを包括してセキュアに支える「クラウドシステム」を提供する企業です。そのために、常に世界の最先端技術動向を見極め、その組み合わせを検証して具現化するとともに、実際に自社内で実践することで利活用ノウハウも併せてお届けしています。

※記載されている社名や製品名は、各社の商標または登録商標です

プレスリリース詳細へ https://user.pr-automation.jp/r/54927

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