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Thursday, March 30, 2023

フィルタリングは必須!子どもが初めて「スマホ」を持つ時に知っておきたいルール・設定のコツ - goo.ne.jp

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この春、新生活が始まるタイミングで子どもにスマホを持たせる人もいるはずだ。

その際に注意すべき点、親子でのルールづくりのコツはぜひ知っておきたい。

ITジャーナリスト・スマホ安全アドバイザーの鈴木朋子さんに聞いた。

子ども向け携帯電話とスマホの違いは?

内閣府が2月に発表した「令和4年度青少年のインターネット利用環境実態調査 調査結果(速報)」によると、10歳以上の小学生の64%が自分専用のスマホを持っているという。

ちなみに中学生では91%、高校生は98.9%もの子どもが自分のスマホを持つという結果が出ている。

「小学生の高学年くらいになると、塾や習いごとなどで1人での行動が増えるので、見守りの意味を込めてスマホを持たせる家庭が多いですね」と鈴木さん。

「スマホがここまで一般的になる前は子ども向けの携帯電話が最初の選択肢になる家庭も多かった」という。

子ども向けの携帯電話とは、スマホ以前に主流だったフィーチャーフォン、通称「ガラケー」のようなもの。

「丈夫で壊れにくいため子どもが多少乱暴に扱っても安心で、月額の利用料金もスマホと比較して低く抑えられる」ということもある。GPSが内蔵されており、位置情報の取得も可能だ。

「ただし、あらかじめ登録した、限られた連絡先にしか電話できない、アプリも使えないなどの理由で物足りなさを感じるご家庭もあります。そのため最初からスマホを持たせるご家庭が増えています」

ルール設定でまず抑えたい基本

子ども用のスマホも存在するが、多くは大人も使うスマホ端末を子どもが利用するケースのはずだ。その際に、最低限決めておくべきルールは何だろうか?

「まず大切なのは『1日1時間まで』など使用時間の上限についてのルールです。『21時以降は使わない』など終了時間の設定も必要でしょう。曜日ごとに設定したり、習い事のある日はちょっと遅くまで使ってもいいよ、というように実際の生活に合わせて無理なく守れるルールにすることがコツです」

加えて決めておきたいのが「スマホを使う場所」だ。

「自分の部屋に持ち込んでしまうと、いつまでも使ってしまいます。ですから家族の目があるところ、例えば『リビングのみで使う』と決めるのも効果的。そうすれば詐欺メールなどが届いたときなどに、子どもがすぐ親に尋ねて被害を未然に防げるケースがあるでしょう」

友人間でのトラブルがあった場合も、スマホを操作する子どもの様子がおかしいなど、早めに気づくことができるはずだ。さらに犯罪被害を防ぐためには「SNSなどで知り合った人に個人情報や連絡先を教えたり、会いに行ったりしない」などのルールづくりも忘れてはいけない。

フィルタリングをうまく活用する

鈴木さんのもとに寄せられる相談でもっとも多いのが「長時間利用に関する悩み」だという。

「ずっと動画コンテンツを見続けている、友達とずっとLINEのやりとりをしている、などの相談です。それが進むと、深夜まで寝ずにスマホを見続けてしまう、テスト勉強をしない、など生活に支障が出てきて事態は深刻になっていきます」

長時間利用を防ぐには時間のルールづくりとともに「YouTubeは1時間まで」といったようにアプリごとの使用時間を設定するのもおすすめだという。

ここで活躍するのが「フィルタリング」だ。

そもそもフィルタリングとは、違法や有害情報との接触から子どもを守り、安心して安全にインターネットを利用する手助けをするサービスのこと。18歳未満の子どもがスマホや携帯電話を持つ際にはフィルタリングを設定することが法律で義務化されている。

具体的には、ドコモ、ソフトバンク、au、LINEMO、Y!mobileなどが運営する「あんしんフィルター」。また、子どものAndroidスマホに設定できるGoogleのアプリ「Googleファミリーリンク」、iPhoneやiPadなどには「スクリーンタイム」と「ファミリー共有」もある。

この機能によって有害なサイトを閲覧できないようにするだけでなく、アプリの利用時間も設定できる。有料コンテンツも勝手に購入できないようにできるため、ゲームアプリなどの課金で多額の請求が届くなどのトラブルも未然に防ぐことができる。

アナログの見守り+フィルタリングの両輪がマスト

ただ、フィルタリングがあれば安心とはいかないのが難しいところ。なぜなら、フィルタリングは親の許可があれば解除できるからだ。

「高校生ぐらいになると学業に関して自分で調べ物をする機会も多く、フィルタリングが支障となるケースもあります。親のほうも細かく解除の設定するのは大変なので『まあ大丈夫だろう』と、すべて解除してしまうケースが多いのです」

だからこそ、鈴木さんは「『フィルタリング』と『家庭での見守り』の両輪でお願いします」と強調する。そのためにも子どもの様子の変化に早めに気づけるよう、親の目が届く範囲でスマホを使うルールが大切になる。

「例えば子どもが夜遅くまでスマホを見てると気づいたら、まず『そろそろおわりの時間が近いよ』と声をかける。それでもやめないときにはフィルタリングの設定で21時で強制的に終了とする。この両方をうまく使わないとルールの運用は難しいでしょう。

口で言うだけでは何となく利用時間が延びてしまうこともありますが、フィルタリングでロックされてしまえばしょうがないよね、と子どももあきらめられる。親子の関係性が必要以上に悪化せずにすみますよね」

スマホとうまく付き合うために

「子どもの頃からインターネットに触れて、フェイクニュースなどをきちんと判別できるリテラシーをつけることは成長する上でとても役に立つでしょう。YouTubeが勉強に役立つこともありますし、SNSでの励ましあいや情報交換が役立つこともあるはずです」

思春期になると親子で話し合うことも容易ではなくなるが、SNSから拡散されたことでニュースに取り上げられる迷惑動画に関してなど、親自身の率直な感想や考えを子どもに伝えていくことも大事だという。

「『お父さんはこういうのは好きじゃないな』『やりすぎだと思う』『食べ物がもったいないよね』など、ニュースをきっかけに伝えていくだけでも、子どものリテラシーの向上に十分つながるのではないかなと思いますね」

現代の社会において、インターネットを触らせるのは不安だからと遮断するのはもはや不可能に近いだろう。うまく付き合う方法を親子でそれぞれ見つけていくことが大切そうだ。
 

鈴木朋子
IT ジャーナリスト。ITの知見と2人の娘の子育て経験を生かして、子どもの安全なIT活用をサポートする「スマホ安全アドバイザー」として活動中。著書に『親が知らない子どものスマホ』(日経BP)、『親子で学ぶ スマホとネットを安心に使う本』(技術評論社)がある。

取材・文=高木さおり(sand)
イラスト=さいとうひさし

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Tuesday, March 28, 2023

「Googleのマネをする必要はない」 及川卓也氏×葛岡宏祐氏が ... - ログミーTech

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成長し続けるエンジニアリング組織を作るための施策

司会者:では続いて、その話を受けながら聞きたいのが3つ目ではないでしょうか。3つ目はこちらです。「明日からできる、成長し続けるエンジニアリング組織を作るための施策」ということで、これは「明日からできる」というところがポイントだと思います。及川さんはいかがですか?

及川卓也氏(以下、及川):さっきの話とけっこう重なるところがあって、先ほど強いエンジニアリング組織はどうあるべきかは、現状をいったん無視してあるべき論を述べた感じになっているかと思いますが。でもすでにその組織があって、みなさんその組織課題にいろいろ取り組んでいる中でも、あるべき論を1回やってみたらいいと思うんです。

本当は、自分たちの組織はどうあるべきかということを考えて、さっき言った組織デザインであったり、構成メンバーはどういう人であるべきかであったり、その人のジョブディスクリプションは何であったりするのかを考えてみたらいいと思います。

ジョブ型雇用のジョブディスクリプションとは何かというと、組織がこんな人間になってほしいということを職種ごとに決めているわけです。なので、それと現状の自分との差分を見て、その差分を埋めるように努力するわけですし、組織は本人がその差分を埋めるために努力できるように、育成というかたちでサポートするわけですね。なので既存の組織であったとしても、同じことを同じようにまずはやってみるのがいいんじゃないかなと思います。

司会者:それを受けて、葛岡さんはいかがですか?

葛岡宏祐氏(以下、葛岡):そうですね。私もそのあるべき論ではないですが、まずは自社でものすごく強いエンジニアリング組織を作りたいというのであれば、やはり参考にすべき会社などはあると思うので、そういったところが実際にやっている良いところを真似しながらやるのがいいかと。

ただし、必ずしもそれが自社に合うとは限らないと思います。例えばですが、Googleだとけっこうコーディングテストみたいなものをメチャクチャやったりしていると思うんです。僕も実際に受けたことがあるんですが、丸1日現地に行くみたいなことは、他の会社は真似できないじゃないですか。なのでそこらへんの理想像が何で、自分たちが今どこで、じゃあこのギャップを埋めるためには何をすればいいのかみたいなところを考える必要があります。

例えばコーディングテストをちょっと短くみるとかであったり、そういったところから始めてみてトライ&エラーをするのがいいのかなと思っています。

司会者:成長をし続けるというのは、確かにそういったスモールスタートでやっていくというのが肝心なんですかね。

葛岡:そうですね。

Googleのマネをする必要はない

及川:今の葛岡さんの話を聞いて、やはり自分の経験をすごく思い出したんですね。私がGoogleを辞めて最初はフリーランスで、そのあと先ほど紹介したように自分の会社を持っているんですが。特に辞めた直後というのは「Googleのやり方を教えてください」と言われるんですね。実はGoogleのやり方は、かなり公開されているんですよ。

『How Google Works』という本があったり、あとは『WORK RULES!』であったり、いろいろなところで発信しているんですね。なので「それを見ればいいじゃん」とかと思ったんですが、とはいえ書かれているのと同じであっても、自分の言葉で説明しても、できないんですよ。

できる必要もないのかもしれないですね。今言ったみたいに、GoogleはIPOの時に「自分たちは普通の会社になるつもりはないし、これからもなるつもりはない」と言っている会社なんですね。

なので、そんな会社を真似する必要もないかもしれない。だからGoogleがやっていること、これは開発プロセスとかのフレームワークも一緒なんですが、そのフレームワークをそのまま真似するんじゃなくて、その裏側の本質は何かというのを見て、自分たちならばそれをどうやって実現するかというのを考えていくのがいいと思うんですよ。

葛岡さんが言われたみたいに、私はGoogle本社のマウンテンビューに「飛行機代とホテル代を出すから来い!」と言われて、1日缶詰で全部インタビューを受けたわけですが、そんなことができるわけがないんですよね。でも、じゃあそこでGoogleがやっていることの中身は何で、自分たちの今のコンディションならばどうすればいいかを考えるのが、とても大事だと思いますね。

スペシャリストとしてのスキルの深掘りが甘い

葛岡:今はちょっと採用にフォーカスして、このあとたぶん育成とかにも話が移るかなと思うのですが、やはりその採用のところが非常に大事だと思うんです。今のその本質の部分を捉えて、真似をすればいいみたいなところがあったと思いますが、コーディングテストの本質は、私の理解だと、Googleだとやはりソフトウェアエンジニアとして基礎的なところを理解しているかや、地頭などそういったところを見るというところかなと。そこはまず合っていますか?

及川:合っています。

葛岡:ではそれをGoogleはマウンテンビューに招きましたけど、まぁどこの会社も候補者を招けるわけではないので、それを自社でやろうとした時に、もう少し軽めのテストをやる。本質はそこを見るというところなんだけど、Googleとは同じやり方ができない、じゃあどうすればいいのか、みたいなところのギャップを埋めていくことは、明日からできるんじゃないのかなとは思ったりしましたね。

及川:そうですね。先ほどジョブディスクリプションみたいな話をして、葛岡さんはスキル採用と言ったんですよね?

葛岡:はい。

及川:やはりジョブディスクリプションの中に、スキルがあるわけです。でも今の日本の企業がジョブ型雇用をトライし始めていて、全部が全部知っているわけではないんですが。相談を受けたり見たりした中で、やはりスペシャリストとしてのスキルのところの深掘りが甘いな、と感じることがあるんです。

今のソフトウェアエンジニアでいうと、ソフトウェアエンジニアなんですが、やはりどこかにジェネラリスト的なところがあって。要はソフトスキル以外にコミュニケーション力だったり、そういった要素が多すぎるんですよ。じゃあ「技術者としてのスキルは?」と言われた時に、それを自社で定義できないという問題もあるし、定義したとしても評価・判定ができないんですね。

そこはだから、例えば「うちもGoogleみたいに優秀なエンジニアをたくさん雇いたいです」と言っても、誰が採用するんですか、採用面談は誰がするんですか、そこで判定を下せますか、という話を考えないといけない。今までは、そういう時に「じゃあ外部の人にアドバイザーで入ってもらって、採用面のお手伝いをしてもらおうか」というのがあったわけです。

そういったところで、コーディングテストみたいなのが米国でもあるわけですが、そういったプラットフォームで、まずは必要最低限のスキルを持っているかどうかは、あえてある意味ちょっとわかりやすく言っちゃうと、機械的に判定できるようにしようと。そういうところが、特にスクリーニングという段階では機能するとは思いますね。

スクリーニングで一番楽なのは「学歴フィルター」

葛岡:その機械的なところでもう1個あるのが、やはりGoogleの採用フローや私も前職のメルカリを非常に参考にしていたりしたんですけど、バイアスを圧倒的に排除するところを、かなり徹底しているところじゃないですか。やはりそういったところで、ある程度機械的に定量的にやることで、バックグラウンドはある意味考慮しないことができると思います。

なので私も、現状はソフトウェアエンジニアの採用なのに、ビジネス職と同じような採用方法をしている企業さんは、実は採用方法がわからないことが多かったりするんですよ。そういったところで、やはりGoogleまで一気にジャンプしなくても、明日からできるところとして、ちょっとそのコーディングテストなどを採り入れるのは非常に有効なんじゃないのかなと思っていますね。

及川:そうですね。日米問わずというか、おそらくグローバルにおいてスクリーニングで一番楽なのは何かというと、学歴フィルターなんですよ。でも日本企業はこれを見直しているかたちになって、それはとても良いことだと思うんですね。ただあえていうと、学歴フィルターって、大量にレジュメが送られてくる会社にとっては、実はとてもスマートなやり方なんですよ。

やはり学歴だけじゃないことはもちろん、学歴フィルターで落としちゃっている人たちの中に山ほど優秀な人たちがいることもわかっているんだけれども、大量にレジュメが送られてきたら、学歴でフィルタリングをかけたところから探すほうが、絶対に楽だったりするんですね。これはある種の今葛岡さんが言われていた、やはりバイアスなんですよ。事実にある程度基づいちゃっているかもしれないバイアスなんですが。

だから学歴フィルターに変わるフィルタリングがあれば良く、それが別に出た学校などではなく、高卒だろうが中卒だろうが、何だろうが、人種も何も関係なく優秀なら本当は良いわけです。そういうのに機械的な部分は非常に機能するわけですよね。なので、スクリーニングにおけるコーディングテストというのは、非常に有効な手だとは思います。

葛岡:そうですね。そういった定量的な、ある意味その方のバックグラウンドを考慮しないけっこう冷酷なところと、あとは人間味のある定性的な評価みたいなもののダブルで、ミスマッチみたいなところは減っていくと、我々もそう感じていますね。

コーディングテストが有効なもうひとつのこと

及川:ちょっと1個だけ。このコーディングのところで、今のスクリーニング的なところでのスキルチェックというある種機械的なところがあり、これはGoogleでも行われている一方、もうひとつコーディングテストが有効なのは、入社したあとのシミュレーションなんですよ。

これは職種に関係ないんですが、エンジニアの場合だと非常によくわかるんですね。今のハイヤールーさんがやられているのは、オンラインでのコーディング試験なんですが、コロナ以前だと、実際にGoogleなどの企業がやっていたのは、やはり確実にオフィスに来てもらって、1つのホワイトボードを囲んで「私が今らからあるクイズを出します」と。クイズというか試験ですね。

それを「文法とか細かいのは間違えてもけっこうですから、ホワイトボードにプログラムを書いていってください」と。それで「わからなかったら聞いてください。一緒に解いていくようなかたちでいいです」と言って、そこで対話していくんですね。けっこう難しい問題だったならば、すんなりいかないのでいろいろ聞いたりするし、あとはいったん「できました」と言われても、間違っていたならば「ここをもっと最適化できませんか?」とかを聞くわけです。

これって、もしその人が採用されて実際にチームで一緒に働くことになったら、日々起こることなわけです。その時はホワイトボードではなく、もしかしたら単にコードレビューツールかもしれないんだけれども、こういったことが行えるのが、そのコーディングテストのもう1つの利点だと思うんですよ。ハイヤールーさんは、こういうのはどう実現されるんですか?

葛岡:我々は、まさに言われたとおりスクリーニングと、今まさに及川さんがお話ししたGoogleで行われているオンサイトインタビューみたいなことをやっています。リモートでインタビューするところは2個の別のソリューションがあったりはするんですが、そのスクリーニングのところは、ある程度自動で評価されるというところが大事だと思うんです。インタビューのところは、先ほどお話があったとおり、自動で評価される必要はまったくない。

どちらかというとインタビュアーもトレーニングをしないといけないんだけど、完全にもう定性的に評価するところかなと思っています。我々はGoogle Docsみたいなものをイメージしていただくとわかりやすいかなと思うんですが、そういったもので実際に候補者と会話をしながらインタラクティブに行って、その履歴が全部見られるところを用意しています。

及川:そうか、じゃあホワイトボードに書いているのと同じようなことをリモート間でやれるわけで。

葛岡:そうです。

及川:かつ、それがオンラインだから記録に残るわけですよね。

葛岡:そうです。実際に私がGoogleを受けた時も、書き終わってホワイトボードの写真をみんな撮って帰っていくことがあって。あれは「そこってけっこう属人化しているんじゃないの?」というのを実は思ったりしていて、我々のソリューションの場合は、書いた履歴みたいなものももちろん全部見られますし、他の方もそれを見て評価したりして、キャリブレーションができるみたいなところはあったりします。

及川:評価者によって、厳しめにいつも評価する人がいたりするのでキャリブレーションが必要なんだけれども、実際にその時どういう会話がなされたかも見ることができるということ?

葛岡:そうですね。ビデオも見られますね。

及川:おもしろいですね! なるほど。

採用後の海外と日本の違い

司会者:いろいろな事例がありましたが、ここで質問が来ていますので、お答えいただきましょうか。今回のテーマは採用が重視されているかと思いますが、「定着率ということを考えると技術以外の部分も重視するべきだと思います」という意見があります。そこで「採用のその後のポイントで、海外と違いが何かあれば事例が知りたいです」ということでした。このあたりはいかがですか?

葛岡:海外だと、まずは及川さんですかね。

(一同笑)

司会者:ですね。お願いします(笑)。

及川:わかりました(笑)。まず「テクニカルなスキル面も重視するべきです」というのはそのとおりです。それで私が最初に採用・評価・育成で、個人的には採用が一番大事だと思ったのは、やはりまずは一緒に働きたい仲間を、ちゃんと先ほどの定義をして集めていたならば、定着率は良くなるんです。

どういうことかというと、そのソフトスキル面、テクニカルなスキルも含めて、あとはマインドセットも含めてディスクリプションの要件を決めるじゃないですか。それが一緒の人というのは、やはり一緒に働いていて楽しいんですよ。

私は中学受験を例に出すんですけど、今でも四谷大塚とかはあるのかな?SAPIXかもしれないんですけど、あそこで勉強している子たちは、僕もやったんですけど大変なんだけれども楽しいんですよ。やはり勉強がどんどんできるようになって、自分の目標校の受験で合格率が何パーセントまでいった、隣の子はどこまでいった、今回は負けた、次はがんばろうかなと。

エンジニアの成長って、やはり隣に机を並べている連中が、同僚でありライバルなんですよ。そういったようなことをできる仲間が集まっていたならば、必然的にこれは強いエンジニア組織になっていきます。その面において、先ほど言われたテクニカル以外のところ、当然コミュニケーションであったり「HRT原則」というのがあるんですけれども。これが何かは、まぁググってください(笑)。

要は『Team Geek』という本に書いてあるんですが、道徳みたいなやつで、それにはやはり相手をちゃんとリスペクトしようなどということが書いてあって、そういうのが当たり前にあった上で、でも良いものを作るために妥協せずにそれを実現する技術力がある人間というのを、だいたいの企業は自分たちの言葉で定義をしているわけです。

しっかりとマネージャーが、この人たちが集まっていて継続的にパフォーマンスを出すような仕掛けや文化作りをしていたならば、定着率は上がります。

司会者:しっかりと会社のエンゲージメントも高まっていけば「がんばるぞ!」という気持ちになってモチベーションが上がると思うんですが、そのあたりは、葛岡さんは聞いていてどうですか?

葛岡:たぶん僕は及川さんとはちょっと違う。及川さんの意見もまったくそのとおりだなと思うんですが、ちょっと違う観点でいうと、採用後でけっこう必ず起きるのが評価だと思うんです。我々も事業を立ち上げる時にいろいろヒアリングをしたんですが、そこの評価の目線合わせが(評価を)する側とされる側であまりにも合っていなくて、それで「だったら転職してやるわ」みたいに辞めた人がけっこう多かったんですよね。

なので、離職率みたいなところを下げるみたいなところは、もちろん評価できる人というのが必要だと思うんですが、そこの透明性みたいなものが(評価を)する側とされる側で非常に明確になっている必要があるのかなと思っています。

実際にそのあとにさらにヒアリングもしたんですが、かなり大事になってくるのが、技術力とあとはコミュニケーション能力だったりするんですが、現状は、けっこう特に受託開発企業だったらアサインされた案件によってぜんぜん良い評価がもらえない。その方のスキルとは関係なくもらえない、みたいな現状がけっこう起きていたりしますと。

なのでそういったところを何か見える化して、お互いにメイクセンスするような評価をすることによって、お互いに満足して退職みたいなことにはならないのかなと思っています。

経営やビジネスサイドのマネージャーとしてできること

司会者:なるほど。確かに評価もきちんとしてあげないと、気持ちとしてもちょっと「がんばろう」とかのエンゲージメントが高まらないところがありますよね。たくさん質問が来ているので、まだまだお答えいただきたいと思います。現場で働かれている方でしょうか。「リーダーエンジニアとして現場に近いわけではなくて、連携する経営やビジネスサイドのマネージャーとして、エンジニアリング組織を強くするためにできることは何ですか?」という質問です。

及川:難しいですね。

葛岡:難しいですね。僕も今考えていたんですけど、何も出てこない。

(一同笑)

及川:その方がどこまでエンジニアリングなどのバックグラウンドがあったり、もしくはそれを理解しているかだとは思うんです。やはり採用に帰着してしまうところがあるんですが、きちっと採用ができていて、自社が理想とする、現状じゃなくて本来あるべき理想のかたちのエンジニアが集まっているならば、もっとエンジニアに権限委譲してみるというのがいいのかなと思うんですね。

だから、本当にどういうエンジニアが集まっているかなんですけど。エンジニアは本当に自由を与えられたならば技術を単に使うだけではなくて、よく私が言うのは「ソフトウェア開発よりもプロダクト開発のほうがおもしろいです」ということ。ソフトウェア開発は、私も昔よくコードを書いていたので、プログラミングって自分の前のコンピューターをすべて操っている全能の神みたいじゃないですか。

そこの満足感はメチャクチャあって、それがソフトウェアの開発の楽しいところはあるんだけれども、プロダクトはさっきからずっと言っているように、実際に社会課題を解決したり、コード一行一行の向こう側にユーザーが喜んでいる顔が見えるようになるわけですよ。こっちのほうが絶対に楽しいんですね。なので、ここまで視座を高く持てるエンジニアがいたならば、基本的にどんどんエンジニアの現場サイドのほうに権限委譲をしてみたらいいんじゃないかなと思います。

司会者:葛岡さんはいかがでしょう。

葛岡:私も、まずは大前提でテクノロジーのバックグラウンドやエンジニアとしてのバックグラウンドがない方がチームのマネジメントをするのって、比較的難しいと思っていて、そこがない方は、まずちゃんと勉強をしてエンジニアとの共通言語を身に付けるということが必要だと思うんです。

だけどそれがある前提で、基本的に弊社のエンジニアとかもそうなんですが、エンジニアは本当にフリーダムを好むので、そこの権限委譲みたいなところから。そのエンジニア一人ひとりを理解して、その方の強み・弱みみたいなもので、程良い裁量権を与えるところなのかなと思いました。

プログラミングのテストはどの程度の量と時間をかけるべきか

司会者:ご回答ありがとうございます。もう1ついきましょうか。「プログラミングのテストはどれぐらいの難易度でどの程度の量と時間をかけるべきでしょうか?」というお悩みです。こちらも採用面です。

葛岡:それは企業側の質問ですか?

司会者:ということだと思います。

葛岡:それは、まずはどういったエンジニアを求めているか。例えば想定年収とかもそうですけど、例えばリーダークラスなのか、現場でどんどんコードを書くエンジニアなのかみたいなところでも異なりますし、スクリーニングなのかインタビューなのかみたいなところでも異なってくるかなと思うんです。難易度みたいなところは、及川さんはどう思っているのかを最後に聞きたいなと思うんですけど。僕は個人的にGoogleとかは逆かもしれないんですが、難しい問題は出す必要はないかなと個人的には思っています。

どちらかというと、情報系で習うような本当にコアな部分、基礎的な部分を絶対に理解している必要はあると思うんですよ。これはなんでかというと、そこを理解している人と理解していない人では、アウトプットの質がぜんぜん異なってくるんですよね。わかりやすいところでいうと、ハサミの使い方は知っているんだけれどもハサミの作り方を知らないと。

プロダクトの優位性というのを作りたかったら、ハサミを自分で作らないといけない時が出てくるんです。そこを作る時に絶対に必要な知識というのは、そういったコアなところ。そこを理解していれば、そこの知識で意外と教科書で習えるようなところだったりするので、そこさえちゃんと抑えていればいいんじゃないのかなと思っていて。なのであまり難易度がそんなに難しいものじゃなくてもいいとは個人的には思っていますが、及川さんはいかがですか?

及川:まったく一緒です。基本的に、やはり4年制のコンピューターサイエンスで普通に教科書に出てくるようなもので十分かなと。絶対に避けたほうがいいのが、もう知っているかどうかみたいなところの話。昔出ていたこともあるんじゃないかと思うのが「電子メールアドレスを判定する正規表現を書け」みたいなやつって、こんなのはChatGPTか何かに一発吹き込めば、今は返してくれる可能性が高いわけですよ。こういうのは、もはや必要ない部分だなとは思いますね。

お二人から最後にメッセージ

司会者:ありがとうございました。まだまだ聞いていきたいところですが、そろそろお時間が近づいて参りました。最後にお二人から今視聴されている方へメッセージを一言ずついただきたいと思います。まずは葛岡さんからお願いします。

葛岡:私は最初に及川さんからあったとおりで、国力が下がっているみたいなのはけっこう私も感じていて、ものづくりでかつて一番になった国なので、そういうソフトウェアの業界とかでは、またビッグテックとか海外とかに負けないような組織とかプロダクトが日本から出てくるのではないかなと思っています。何かそこにメラメラ燃えるものがあったりするので。今後もそういった強いエンジニアリング組織とかを作る上で、ちょっとでも参考になればよいと思います。ありがとうございました。

司会者:ありがとうございました。及川さんお願いします。

及川:IT力が大事であり、その本質はソフトウェア力で、その中でも実装力であるということが、少しでも伝わったならばと思います。今は学習するのも、あとはコーディングテストのサービスみたいに、判定するほうもテクノロジーでいろいろあるので、あとはこれをいかに活用するかだけです。

日本人は、例えば日本のGoogleオフィスにも山ほどエンジニアがいます。あれだけ採用基準が高いところで、日本のオフィスにあんなに多くのエンジニアがいるということは、日本人は基本的には優秀です。実装力を高めることは可能だと思いますので、ぜひともそこを追求していってもらえればと思います。

司会者:ありがとうございました。それでは以上をもちまして終了します。葛岡さん、そして及川さん、ありがとうございました。

(会場拍手)

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Monday, March 20, 2023

シルバーゲート銀行の清算がメリットとなる4者【コラム】 - コインデスク・ジャパン

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おそらく一時は暗号資産で最も重要な金融機関だったシルバーゲート銀行(Silvergate Bank)は、大量の顧客からの預金引き出しにダメージを受け、連邦住宅貸付銀行からの融資でも立ち直ることができず、銀行事業を清算することとなった。

連邦預金保険公社(FDIC)との話し合いは、清算を回避し、流動性を支えるためだったと報じられたが、振り返ってみれば、最後のトドメとなったようだ。

暗号資産の可能性とチャンスをいち早く捉えたシルバーゲート銀行は、ボラティリティの高い世界で大きくなり過ぎ、ゾンビのような存在になってしまった。

シルバーゲートは暗号資産企業から莫大なお金(2022年9月末時点で約132億ドル、約1兆8000億ドル)を預かり、米国債や他の債券などに投資していた。しかし、暗号資産取引所FTXの破綻後、顧客の引き出しが殺到し、連邦住宅貸付銀行からの融資の返済も重なって、国債や債券を満期前に売却することを余儀なくされた。2022年第4四半期には、売却により10億ドル(約1350億円)の損失を計上したとされる。

正直に言って、暗号資産業界にとって状況は芳しくない。しかし一方で、今の状況がチャンスとなる者もいる。シルバーゲート銀行の清算がメリットとなるのは誰だろうか? 可能性の高い4者を見ていこう。

1.他の銀行

シルバーゲート銀行の清算で最も直接的なメリットを受けるのは、その競合たちだ。コインベース、パクソス・トラスト(Paxos Trust)、ギャラクシー・デジタル(Galaxy Digital)など、危険を嗅ぎ取った数々の暗号資産企業が「慎重には慎重を期して」ニューヨークに拠点を置くシグネチャー銀行(Signature Bank)に乗り換えていった。

ただしその後、シグネチャー銀行も州当局によって事業停止となった。預金は全額保護されることになったが、暗号資産企業の多くは、お金をどこかの銀行に預けなければならない。規制当局が銀行に対して、暗号資産企業との取引に関して注意を呼びかけても、暗号資産業界は額面上はお金を潤沢に持った業界であることに変わりはない。

ブルームバーグのマット・レヴィン(Matt Levine)氏は、シルバーゲート銀行の問題は必ずしも、暗号資産自体に起因するものではないと指摘。

「取り付け騒ぎ」はシルバーゲート銀行のビットコインローン事業が崩壊したことや、暗号資産顧客の破綻(FTX破綻は直接の原因ではない)から始まったのではなく、「(国債や地方債購入による)長期的貸付のために(暗号資産企業から預金を引き受ける)短期的な借入を行うという、一般的な銀行業務」から発生したと述べた。

もちろん、規制上の懸念やリスクはある。しかし、だからこそデュー・デリジェンスを行う。暗号資産企業に銀行サービスを提供することが明確に違法ではない限り、暗号資産企業からの取引申請をフィルタリングするチャンスが銀行にはある。

そうでなければ論理的に考えて、ほぼすべての暗号資産企業が支払い不能に陥っていることになるが、シルバーゲートから80億ドル(約1兆800億円)が引き出されたことから、その可能性は低い。そのお金は、落ち着き先が必要だ。

2.ステーブルコイン

データサイトのカイコ(Kaiko)のアナリストは6日、顧客が資本を簡単にやり取りできるようにシルバーゲート銀行が開発したシルバーゲート・エクスチェンジ・ネットワーク(SEN)が運用停止と伝えられたことで、「トレーダー間でステーブルコインがより普及するだろう」と述べた。

暗号資産企業はすでに、米ドルと連動するステーブルコインの仕組みに馴染みがある。2022年には中央集権型取引所におけるステーブルコインの取引が全取引の79%から90%まで増加。カイコのアナリストによれば、特に米ドルベースの取引ペアにステーブルコインが取って代わった。

アメリカの民間ステーブルコイン発行企業も、銀行との取引で問題を抱えており、シルバーゲートとシグネチャー、さらにはシリコンバレー銀行の破綻によって多くが影響を受けるだろう。例えばサークル(Circle)は、流通するUSDコイン(USDC)を裏付ける同じ価値の資産を保有していると約束しているが、その資産はどこかに保管しなければならない。

しかしより小規模な企業の場合、現金からステーブルコインへ換金することで済む可能性が高い。

3.ヨーロッパ

アメリカとは異なり、EUは暗号資産エコノミーの規制について先回りしたアプローチを採用している。「Market in Crypto-Assets:MiCA」法は、まもなく施行が予定されており、暗号資産企業と、それらにサービスを提供する金融機関に対して規制上の明確性をもたらすことになる。

アメリカにおける暗号資産の問題は、海外での起業を検討する企業のトレンドをさらに加速させることになるだろう。

カイコのアナリストが指摘した通り、「BTC-ユーロペアは先週、過去最高のマーケットシェアを記録。数週間でマーケットシェアが約3倍となった」ことに、それが表れている。

4.決済企業

暗号資産金融サービス企業BCBグループ(BCB Group)のオリバー・フォン・ランズバーグ-サディ(Oliver von Landsberg-Sadie)CEOは6日、同社の決済事業部門は「SEN」不在で空いた穴を埋めるために米ドル対応機能を追加する計画を加速していると語った。

BCBは2020年、リアルタイム決済ネットワーク「BCB Liquidity Interchange Network Consortium」を開始。現在はユーロ、英ポンド、スイスフランに対応している。

銀行向けに暗号資産へのオンランプを提供するBCBのような企業は、リスクを吸収する方法として、ますます価値が高まっている。

|翻訳・編集:山口晶子、増田隆幸
|画像:Pawel Czerwinski/Unsplash
|原文:4 Potential Winners of the Silvergate Unwind

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Thursday, March 16, 2023

Microsoft 365 Copilotでできることプロンプト例で紹介 - ITmedia NEWS

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 米Microsoftは3月16日(現地時間)、米OpenAIのGPT-4を含むLLM(大規模言語モデル)採用のビジネス支援ツール「Microsoft 365 Copilot」を発表した。

 Microsoft 365 Copilot(以下、「Copilot」)は、Word、Excel、Outlook、PowerPoint、Teamsで「ChatGPT」のように自然言語で命令することで仕事を効率化してくれる。

 おおまかな仕組みは、ユーザーが各アプリでCopilotにプロンプト(命令)を与えると、Copilotはこれらのアプリのデータ(Microsoftが「Microsoft Graph」と呼ぶ、メール、ファイル、チャットやMeetの履歴、カレンダー、連絡先など)にグラウンディング(プロンプトをデータに結びつける)し、それをLLMに送る。LLMは与えられたデータをChatGPTと同じように処理してCopilotに戻し、Copilotがユーザーが求めたデータやアプリのコマンドとして返す。

 copilot 1 Copilotの流れ

 こうした仕組みなので、個別のアプリでの命令だけでなく、アプリ全体を横断してユーザーを助けることも可能だ。Microsoftはその機能を「Business Chat」と名付けた。

 本稿では、各アプリでCopilotができることを、プロンプト例で紹介する。

Word

  • <Microsoft 365上のあるWord文書>と<同じく既存のあるExelデータ>を使って2ページの提案書を作成して
  • <あるWord文書>の3段落目をもっと簡潔に、文書全体のトーンをもっとカジュアルにして
  • このアウトライン(要点の箇条書きなど)に基づいて1ページのドラフトを作成して
 word

Exel

  • タイプ別、チャネル別の売上高の内訳を表で示して
  • <ある変数の変化>の影響を予測するグラフを生成して
  • <ある変数>の成長率の変化が粗利益にどう影響するかをモデル化して

PowerPoint

  • <あるWord文書>の内容を5枚のスライドのプレゼン資料にまとめて。ストック写真から関連する画像を挿入して
  • <あるPowerPointデータ>を3枚のスライドに要約して
  • 3つの箇条書きを再フォーマットし、それぞれに画像を付けて

Outlook

  • 先週外出中に見逃したメールを要約し、重要な項目にはフラグを立てて
  • メールスレッドに参加しているメンバーに謝意を示し、2つ目と3つ目の項目について質問する返信を作成して。トーンはプロフェッショナルに
  • 来週木曜正午に開催する新製品発表ランチへの招待を全員に。ランチありだと強調して

Teams

  • (会議で聞き逃したことを確認するために)この会議でどんな点が指摘された? どこで意見が分かれた?
  • <議題>の利点と欠点を表にして。決断する前に何を考慮すべきか?
  • <ある会議>でどんな決定がくだされ、何が提案された?

Business Chat

  • 顧客のエスカレーション(CRMなどで対応で発生した問題を上に引き継ぐこと)に関するチャット、メール、ドキュメントを要約して
  • <あるプロジェクト>の次の短期目標は? リスクは? 軽減策のリストをブレインストーミングして
  • 新計画の概要を書いて。<ある従業員>のメールにあるプロジェクトリストと<あるファイルその1>にあるタイムラインを入れて、文体は<あるファイルその2>のスタイルにして


 このように、CopilotはMicrosoft 365に統合されており、企業のMicrosoft 365上のあらゆるデータを横断して活用する。

 Microsoftは、CopilotはMicrosoft 365のセキュリティ、コンプライアンス、プライバシーポリシーとプロセスをすべて自動的に継承していると説明する。

 また、CopilotのLLMは、ユーザー企業のデータやプロンプトでトレーニングしないとも明言する。企業内のアクセス許可モデルにより、社内の部門間でもデータが漏えいすることはなく、従業員がアクセスできるのは各従業員の権限範囲内のデータのみとしている。

 さらに、AIの原則Responsible AI Standardを指針としており、トレーニングデータの改良や有害なコンテンツを制限するためのフィルタリングなどで常にAIシステムをレビューしていると強調した。ユーザーに対しては、制限があることを明示したり情報源のリンクを表示することで、事実確認や成果の調整を促すとしている。

 Copilotは現在、20社でテスト中。向こう数カ月でプレビュー対象顧客を拡大していく計画だ。価格と詳細についても向こう数カ月以内に知らせるとしている。


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Monday, March 13, 2023

「億単位の賠償金を請求される可能性も」子どもの“迷惑動画”投稿が ... - ニッポンドットコム

tahupedascabe.blogspot.com

スーパーや飲食店などで、他人が不快に感じるような行為を撮影した「迷惑動画」がインターネット上で拡散され、社会問題となっている。

8日には、回転ずし店でしょうゆ差しの注ぎ口を口に含むといった迷惑動画をSNSに投稿し、店の業務を妨害したとして男らが逮捕された。こうした行為をめぐっては、全国初の逮捕者とみられるが、逮捕者の中には10代もいた。

なぜ、迷惑動画を投稿してしまうのだろうか。未成年のネットトラブルに詳しい全国ICTカウンセラー協会代表理事の安川雅史さんに、その理由や、動画が他者や投稿者本人に与える影響、そして、親ができる対策について聞いた。

あくまで友人間のもの。拡散されるとは思っていない

「私は未成年からの相談を受けることも多いのですが、迷惑動画を投稿している子の多くは、社会的な問題になると思っていないように感じます。仲間内での悪ふざけや度胸試しのような意味合いで撮影し、身近な友人を笑わせようと思ってアップしていることがほとんどなのです」

あくまで友人間で共有する動画であり、投稿する本人らは拡散されてしまうと考えていないという。

「インスタグラムのストーリーズなどは24時間で消えますが、誰かがその動画を保存していれば、知らないところで拡散されてしまう可能性があります。その危険性を理解せず、迷惑動画をネット上にアップしてしまっているのです」

全国ICTカウンセラー協会代表理事・安川雅史さん
全国ICTカウンセラー協会代表理事・安川雅史さん

未成年が投稿した動画であっても、撮影されたスーパーや飲食店などの企業に迷惑がかかれば、何かしらの責任を負うこともあり得る。

「迷惑動画によって企業側が不利益を被った場合、億単位の賠償金を請求される可能性もあります。刑事罰を問われる場合もあるでしょう。そうなると、未成年自身の手では負えないため、保護者である親が賠償金や罰金を支払ったり、弁護士に依頼したりする必要が出てきます」

安川さんは、迷惑行為を行った本人やその家族への影響は、金銭的なものだけではないと指摘する。

本人や家族の生活に暗い影を落とす「迷惑動画」

「未成年が投稿している迷惑動画は仲間内だけで楽しむ想定なので、顔や制服が映っているものがほとんどです。そのため、一度拡散されると、誰かしらが迷惑行為を行った本人の個人情報を特定し、ネット上に流出させるという状態になることが多いのです。

本人への誹謗中傷だけでなく、親の勤め先までクレームの電話が殺到し、親が精神的に疲弊して休職したケースがあります。弟や妹がいじめの対象になってしまったことや、家族全員が罵声や嫌がらせを恐れて外出できなくなってしまったケースもあります。たったひとつの動画が、家族を崩壊させる危険性を含んでいるのです」

また、本人が大人になってから影響してくる可能性もあると、安川さんは話す。

迷惑動画の投稿は就職活動にも影響することが…(画像:イメージ)
迷惑動画の投稿は就職活動にも影響することが…(画像:イメージ)

「企業は採用活動を行う際、応募してきた学生のSNSをチェックしていると聞きます。迷惑動画を投稿した子のいる学校は入試倍率が下がる傾向があるのですが、同じような影響が企業にもあると考えると、迷惑動画を投稿した過去のある学生は社会人になっても問題行動を起こすと判断されます。その結果、採用されにくくなるのです」

将来にまで影響してしまう迷惑動画を子どもが投稿してしまった場合、親はどのように対応すればいいのだろうか。

「第一に行うべきは、謝罪です。投稿者が未成年であれば保護者にも責任が及ぶので、子どもと一緒に行うこと。迷惑をかけた人や企業、お店があれば、相手のところまで赴き、直接顔を見て謝罪をする誠意が大切です。SNSも放置せず、謝罪文を投稿しましょう。

投稿した迷惑動画の削除は、難しいところがあります。ただ、第三者にリークされた個人情報は、SNSなどの利用規約に反する可能性があるので、各運営会社に削除申請を出しましょう。個人で申請するのは大変なので、弁護士に依頼するのが一般的です」

親子で一緒に考える「スマホ利用のルール」

安川さんは、「悪気なく迷惑動画を投稿してしまう原因のひとつに、親の教育がある」と考えているという。

「子どもの写真や動画を撮り、子どもの顔も隠さずにSNSに投稿しているお父さんやお母さんがいますよね。なかには、子どもがプールで泳いでいるところ、着替えているところ、お風呂に入っているところの写真の投稿も見かけます。

これらの写真は、きっと子どもの了承は得ていないはずです。そのような親を見て育った子どもは、自分の写真や動画をSNSに投稿することに抵抗がなくなるだけでなく、他人を許可なく撮影することにも違和感を覚えなくなってしまうと考えられます。悪ふざけをした自分や友人の動画を“投稿してあげた”感覚になってしまうのです」

スマホは便利だけれど危険性を教えることも大切(画像:イメージ)
スマホは便利だけれど危険性を教えることも大切(画像:イメージ)

子どもの迷惑動画を防止するには、改めてスマホやSNSの使い方を見直す必要があるというわけだ。

「スマホは便利ですが、使い方を間違えると取り返しがつきません。利用するうえでの危険性を、しっかりと子どもに教える必要があります。

子どもにスマホを持たせるのであれば、利用するアプリを親も把握し、一緒に利用規約を読んで、内容を理解していくことが重要。そのうえで『このアプリはダメ』『このゲームはいいけど、課金は月○○円まででお小遣いから出すこと』などのルールを決めましょう。子どもの年齢に応じて、フィルタリングサービスなどで利用制限することも親の務めです」

ルールを決めるうえで大切なのは、「親もルールを守ること」。

「ルールを強制するばかりでは、子どもも嫌気がさしてしまいます。大切なのは、親がルールを守る手本を見せながら、愛情があるからこそ制限をかけているのだと伝えること。『あなたが被害に遭ったら耐えきれないから、未成年の間は制限を外せない』と、愛ある言葉で伝えてあげてください」

もうひとつ、子どもにスマホを持たせる際に、親が行うべきことがある。

「スマホにセキュリティをかけることです。子どもがSNSを利用していなかったとしても、迷惑メールに記載されたURLをタップしたためにスマホがウイルスに乗っ取られて、悪ふざけをした動画が意図せず流出してしまうことがあります。

セキュリティアプリを入れると、あやしいサイトにつながった際に『不正なサイトです』という表示が出たり、迷惑メールのURLをタップできなくなったりします。子どもを守るためにも、セキュリティは必ずかけましょう」

目を合わせたコミュニケーションが「思いやりの心」を育む

スマホ利用のルールを決めるだけでなく、親子のコミュニケーションの時間を設けることも、子どもの迷惑行為の防止につながるという。

「子どもたちは、親との何気ないコミュニケーションから、やっていいことと悪いことを学ぶものです。毎日のコミュニケーションの積み重ねで、人に迷惑をかけてはいけない、法律は守らなければいけないと、理解していきます。

例えば、子どもが靴を脱がずに、レストランのソファの上で跳び跳ねていたとします。親が注意し、ダメな理由を話せば、子どももやらなくなりますよね。しかし、親が何も言わなければ、子どもは自分が人に迷惑をかけていることに気づきません」

ニュースや同世代がかかわる問題など一緒に考えてみよう(画像:イメージ)
ニュースや同世代がかかわる問題など一緒に考えてみよう(画像:イメージ)

日々のちょっとしたやり取りが、子どもの社会性を育んでいくのだ。

「仕事で忙しい方、シングルマザー・シングルファーザーで子どもと過ごせる時間が短い方もいると思いますが、1日5分でもいいので、子どもと目を合わせて話す時間をつくってあげてください。

子どもの話を聞くのもいいですし、今回の迷惑動画のニュースのように、子どもと同世代の子がかかわる問題について、一緒に考える機会にするのもいいと思います。その時間が、子どもが人の気持ちに寄り添える人に育つための材料になるはずです」

子どもとのコミュニケーションを通して、親はどんなことを伝えていけばいいのだろうか。

「相手の立場になって考えることです。迷惑動画を撮っているほうは盛り上がっているけれど、それを見た人はどう思うか。そこを子どもにも考えさせてほしいです。自分と相手の2つの視点に立ち、こう言ったら相手はどう感じるかなと考えるクセがつくと、思いやりをもった子に育つでしょう。

SNSで歌やダンス、自分の考えを発信することは悪いことではありません。大切なのは、不快に思う人がいないか、法律を守れているかといったことを考えられるかどうか。親が手本となり、日常的に会話をして、子どもの未来を開いていってあげてください」

安川雅史
全国ICTカウンセラー協会代表理事。ネットいじめ、不登校、少年犯罪問題を専門とし、全国で講演会や研修会を実施。ネットでのトラブルやいじめをなくすため、適切な対処法をアドバイスしている。著書に『子どものスマホ・トラブル対応ガイド』(ぎょうせい)など多数。

取材・文=有竹亮介(verb)

(FNNプライムオンライン3月13日掲載。元記事はこちら

https://www.fnn.jp/

[© Fuji News Network, Inc. All rights reserved.]

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Saturday, March 11, 2023

多様なベンダーが参入する「SASE」市場、どの機能重視でサービス ... - ITpro

tahupedascabe.blogspot.com

全3013文字

 統合型のサービスであるSASE(Secure Access Service Edge)には、さまざまなベンダーが参入している。SWG(Secure Web Gateway)やCASB(Cloud Access Security Broker)などセキュリティーのクラウドサービスを提供する事業者のほか、ネットワーク機器やCDN(Content Delivery Network)が主力のベンダーもある。

 各社は得意な機能を訴求しているが、それ以外の機能は徐々に拡充している段階だ。このためサービスごとに得手不得手がある。SASEの導入を検討する際は、どの要件を重視するのか、要件をどれだけ満たせるのかをチェックしておきたい。

 また、SASEはクラウドサービスの一種のため、オンプレミスを前提に整備したネットワークでは設定や運用を大幅に変更しなければならないケースがある。各社のサービスの大まかな傾向や、ネットワークの運用で変更が発生しやすいポイントを確認しよう。

大きく2つのタイプがある

 4社のSASEのマネージドサービスを手がけるNRIセキュアテクノロジーズ MSS事業開発部 エキスパートセキュリティコンサルタント 中山潤一氏によると、SASEのサービスには大きく2つのタイプがある。プロキシーサーバーをベースにした「プロキシー型」と、ファイアウオールなどのネットワーク機器をベースにした「ネットワーク型」だ。タイプによって得意分野が異なる。

「プロキシー型」と「ネットワーク型」のサービスがある

「プロキシー型」と「ネットワーク型」のサービスがある

[画像のクリックで拡大表示]

 プロキシー型はHTTP(HypterText Transfer Protocol)通信の制御が中心になる。アプリケーション層の情報を検査して、Webアクセスを細かく制御するのが得意な傾向がある。

 例えば、企業向けと個人向けを同じURL(Uniform Resource Locator)で提供しているクラウドストレージのサービスがあるとする。個人向けサービスへのアクセスだけを制限したい場合、単純なURLフィルタリングでは難しい。

 プロキシー型はHTTPに含まれるユーザーIDなどの情報を利用して企業向けと個人向けを識別できる。「ログインIDに使われるメールアドレスのドメイン部分などを識別している」(ネットスコープソリューションエンジニアマネージャーの小林宏光氏)。

 拠点との接続には専用ソフトを用意するサービスが多い。拠点側でソフトを導入した仮想マシンを用意すれば、SASEとの間にVPN(仮想私設網)トンネルを自動で設定する。利用企業にネットワークを意識させないようにしている。

 ネットワーク型は、ファイアウオールなどのネットワーク機器をクラウドサービスで実現するイメージだ。主にパケット単位で通信を制御する。

 HTTPに依存しないため、「利用できるアプリケーションの種類を選ばない」(パロアルトネットワークス プリンシパルソリューションアーキテクト,SASE&Zero Trustの石橋寛憲氏)点が特徴だ。FTP(File Transfer Protocol)やファイル共有のSMB(Server Message Block)など、HTTP以外のプロトコルを使うアプリケーションを扱いやすい。

 拠点とSASEを接続する際は、拠点側のVPN装置とIPsec(security architecture for Internet Protocol)などでトンネルを設定する。設定作業を省きたい利用企業向けに、自動で接続する専用アプライアンスを用意するサービスもある。

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Wednesday, March 8, 2023

【ネットいじめの今(3)】最近のネットいじめはどうなっているのか - 教育新聞

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佛教大学副学長・教育学部教授 原 清治

この連載の一覧

 「ネットいじめ」という用語が登場したのは、2000年代の初めだと言われています。長崎県佐世保市で小学6年生の女子が、インターネット上の掲示板のやりとりの齟齬(そご)から同級生を刺殺してしまったのは2004年のことです。この時は「ネットいじめ」という用語は出てきませんでしたが、インターネット上のやりとりが子どもたちの生死に関わる事件になった出来事として知られています。

 ここから東日本大震災が発生する11年までが、いわゆるネットいじめ初期の段階であると指摘されています。06年からは文科省のいじめ調査にネットいじめに関する項目が追加され、その件数はいったん07年に増加しますが、それ以降しばらくは減少傾向にありました。初期のネットいじめは、特定の個人に向けて「ウザイ」「キモイ」「死ね」といった言葉を向けるものが多くを占めており、その舞台はメールやプロフ(モバイル上にプロフィールを作成できるサービスの総称)、学校裏サイトなどでした。ただ、こうした直接型のネットいじめは、フィルタリングの導入や学校裏サイトなどの監視システムの導入などによって次第に減少していきました。

 それに代わる形で12年以降に目立ってきたのは、特定のグループ内だけで通用する「ネタ」として特定の個人をネットで笑いの対象にしたり、キーワードを用いて誹謗(ひぼう)中傷したりする、いわば間接型のネットいじめです。この時期になるとTwitterやLINEなどのSNSも高校生を中心に浸透し、名前を出さなくても読んだ人には分かるような形で個人の悪口、「いじり」のような書き込みが見られるようになりました。

 こうした間接型のネットいじめの増加により、加害者側の匿名性が高まっていることも指摘できます。直接型は、親しい友人間でのトラブルを起因とするものが多く、相手を「ほぼ特定できた」割合が高い状況でした。しかし、近年は相手を「まったく特定できなかった」割合が高くなっています(表参照)。被害者側にとって、見えない相手からの攻撃による心理的ダメージは計り知れません。

高校でのネットいじめ加害者の特定

 さまざまなSNSを用いて気軽にネット上に動画や画像を投稿できるようになった点も、ネットいじめの増加に拍車を掛けたと言えるでしょう。自分の思うままに投稿して炎上するケースや、「いいね!」と言われたい承認欲求から取り返しのつかない素材がネット上に出回るケースなど、子どもたちのネットモラルの脆弱(ぜいじゃく)さが指摘できます。

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Tuesday, March 7, 2023

12歳、スマホデビューのハナシ | LEE - LEE [リー] | 集英社の雑誌LEEオンライン

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今年の我が家はいつになくソワソワ。そうです、今年は娘の卒入学が控えておるのです。うちは一人っ子なので、卒入学は6年ぶり。

毎日バタバタでみなさまのクリップも辿れず

(いいわけ)

娘の学校は小さいところで、同じメンバーで6年間親子共々ぬるま湯に浸りきっていた時間が間も無く終了😇

そして中学入学を間近に控え、持ち上がった

スマホ、子どもに持たせるのか問題うさこ家編。いざ。

スマホ、本当にいりますのん?

鳥居

この写真は娘が6歳の時

思い起こす事10年ほど前。娘がまだ2歳くらいの時に家族で旅行した民宿。

そこで知り合った小学校の先生2人が、私に言いました。

「スマホはいじめの温床でしかない」(※個人の感想です)

という言葉と共に聞かされたエピソード。本当にあった怖い話、ほん怖!!夢に出る😇

わたくし、この時の話が印象に残りすぎて子どもにスマホを持たせる事に消極的でした。

クラス全員スマホを持つ

音更道の駅

大きくなった娘を探せ!笑

時を戻して2023年2月。

娘は言いました。「クラス全員スマホを持ってて、持っていないの私だけなんだけど」。

うそん😇最後の1人なんてあるの!?そんな所持率なの??ここは近未来か!!

うさこは膝から崩れ落ちた。

Switchですら、クラス全員持っていなかった。ランドセルだってまだ背負っている子は何人かいる(こちらの地域は学校によってはランドセルからリュックに変える子も多いのです)。

なのにスマホは全員持っているだ…と…。

しかも何やらLINEで楽しく繋がっているらしい。

困った。

持たせない事は親のエゴなのか、みんな持っているからと簡単に与える事は本当にいいのか。

持つ持たないから、どう持たせるかへ

キッズケータイを所持していた娘。古い機種だった事でそろそろ終了しますという連絡も来ていた。

どのみちこれは機種変か、止める選択をしなくちゃいけない。

スマホを持つとしたらどんな問題があるのかを色々考えて、それをクリアするにはどうしたらいいのかも考え。

いや、真面目か私😂

娘とも話し、ルールを最初にきちんと決めた上で持たせることにしたのです。

誓約書作成

スマホ誓約書

幼稚園時代に保健室の先生がいて。

とても信頼していたその先生の娘さんがスマホを持つ時に、誓約書を作って最初に全てルール決めしたという話を思い出し、我が家でも採用。

【簡単にですが、ご紹介】

・利用時間を決める。本人任せではなく、スマホで管理。開始時刻と終了時刻設定。

我が家はiPhone同士をペアレンタルコントロールで繋げています。

・フィルタリングをかける

・自分の部屋に持ち込まない

・アプリダウンロードは親の許可が必要

・個人情報や悪口を書き込まない

・親は必要な時にいつでもスマホの内容を確認する事ができる

などなど。

最初なので少し厳しく制限しています。今後状況をみながら約束を変更する予定。

もちろん、各家庭によって考え方は色々だし、私個人としてはどんな約束をしても、しなくても、最終的に子ども本人がスマホと上手く付き合えたらOKなんだと思ってます。

誰かといる時にずっとスマホを見ていたり、触らないと落ち着かないような感じにはなってほしく無いなぁ😅

いつでも繋がれるスマホは楽しいけど、目の前にいる人との時間を大切にしてほしい母なのです。

005*うさこ

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Monday, March 6, 2023

iPhoneのリマインダー「地味」だと思う?この「隠し機能10選」で概念 ... - Lifehacker JAPAN

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iPhoneのリマインダーはどちらかと言えば地味なアプリです。

しかし、これから数週間以内に達成したいことを書き留めたい時に便利ですし、Siriを使ってタスクを追加したり、重要度が高いタスクを集めたToDoリストを作成したりすることもできます。

ですから、リマインダーは、タスクを成し遂げるためのもっとも基本的な便利なアプリと言えるでしょう。

でも、それだけではありません。リマインダーには小さなジェスチャーで起動する重要な隠し機能がたくさんあり、すべて無料なので、わざわざサードパーティのタスク管理アプリにお金を払う必要もないのです

【今日のワークハック】:iPhoneのリマインダーを使いこなす

1. 位置情報を使ったリマインダーを設定する

リマインダーアプリのもっとも優れた特徴の1つは、オフィスに到着した時や車に乗った時などにリマインドできること。

位置情報を使ったリマインダーの設定はとても簡単です。

手順

  1. キーボードの上にある「場所」をタップし、「自宅到着」「職場到着」「カスタム」などのオプションから選ぶ。
  2. 最初の2つのオプションにアクセスするには、「連絡先」>「マイカード」で自宅や職場の住所を追加する。

帰宅したらすぐに郵便物を取りに行く、オフィスに着いたらメッセージを確認する、といったアラートを設定したい場合は、位置情報を使ったリマインダーが便利です。

2. フラグで優先順位をつける

重要性を示すフラグをリマインダーの横に付けることができます

手順

  1. リマインダーを起動し、キーボードの上にあるツールバーから「フラグ」を選ぶと、このリマインダーは「フラグリスト」に表示されます(ホーム画面の上部に表示される)。
  2. フラグと一緒に、優先順位の設定を使って、重要度順にタスクを並べ替えられる。
  3. リマインダーの詳細表示を開き、「優先度」セクションで「低、中、高」のいずれかを選ぶ。
  4. リマインダーの横に、優先度に応じた感嘆符が表示される。また、メニューの「並べ替え」>「優先度」で、どのリストでも優先度順に並べ替えられる。

3. 時間ベースのリマインダーを設定する

ご存じないかもしれませんが、「リマインダー」アプリは自然言語入力をサポートしています

たとえば、火曜日の朝8時にゴミを出すというタスクをリマインドしたいとしましょう。それをリマインダーボックスに文として書き込むと、その日時をリマインダーに追加するための提案が表示されます。その提案をタップすれば、準備は完了です。

期限をもっと細かく管理したい場合は、キーボードの上にある「カレンダー」アイコンをタップして、期限の日時を選択できます。

4. タグを使いこなす

タグ付け」は高度なタスク管理システムに欠かせませんが、リマインダーもその仲間入りをしました。

ハッシュタグを使えば、タグを作成してどこにでも追加できるので、似ているけれど別々のリマインダーをグループ化するのがとても簡単になります。ハッシュタグが青くなったら、OKです。

タグは自動的にリストで整理されます。ホーム画面で「タグ」セクションまでスワイプすると、すべてのタグが表示されます。

1つのタグをタップすると、そのタグに関連するすべてのタスクがフィルタリングされるのです(複数のタグを選択して、まとめてフィルタリングも可能)。

5. スマートリストを作成する

リマインダーを多用するなら、タスクをフィルタリングする高度な方法が必要になります。

たとえば、「#仕事」というタグがついていて、今週末までに締め切りが来る、優先度の高いタスクを探すとしましょう。

これをスマートリストとして作成すれば、アプリ全体にリマインダーを追加したり変更したりするたびに、更新が継続されます。

手順

  1. リストを追加」をタップし、「スマートリストにする」を選ぶ。
  2. タグ、日付、優先度、リストなど、複数のフィルターを選ぶ。
  3. 完了」をタップすると、そのリストが「マイリスト」セクションの一番下に追加される。

6. ピン留めされたリストを変更する

ホーム画面の上部には、大きなウィジェットに4つのリストが表示されています。

ここからが肝心です。これらのリストは特別なものではありません。これらのピン留めされたリストは、好きなものに変更でき、並び替えも可能です

手順

  1. ホーム画面から「メニュー」をタップし、「リストの編集」を選ぶ。ここで、ハンドルアイコンを使ってリストを並べ替えたり、表示したくないリストのチェックを外したりできる。
  2. 個人用リストを上に追加する。

7. リストを再利用可能なテンプレートにする

iOS 16の新機能では、リマインダーのリストをテンプレートに変換して、再利用したり共有することが可能になりました

たとえば、旅行のためのリストや、職場で繰り返し行なわれるイベントのためのリストがあるとします。

手順

  1. まずリストを作成し、メニューから 「テンプレートとして保存」を選ぶ。
  2. 次に再利用する際は、「リストを追加」>「テンプレート」タブに切り替えて、テンプレートを選ぶ。
  3. テンプレートリストに進み、上部の「テンプレート」>「テンプレートを共有」を選択し、任意の連絡先とテンプレートを共有する。

8. サブタスク機能を使いこなす

何か大きな仕事に取りかかる時は、それを小さく分割するのが定石です。リマインダーのサブタスクの機能を使うと、それがやりやすくなります。

リマインダーの詳細画面を開き、サブタスクをタップして…というやり方もありますが、インデント機能を使うほうが早いのです

手順

  1. メインのタスクを書き出し、その下にサブタスクを書く。
  2. タスクを右にスワイプして「インデント」をタップすると、サブタスクに変換される(折りたたむことも可能)。

複数のタスクを選んで、タスクの上にドラッグしても同じ結果になります。

9. タスクを共有する

リマインダー・アプリにあるどのリストも、数回タップするだけでコラボレーションリストにすることができます

手順

  1. 共有」をタップし、メッセージアプリを使ってほかのユーザーに招待状を送る。
  2. 相手が承諾したら、リマインダーの詳細画面にある「割り当てる」オプションを使い、リスト上の誰にでもタスクを割り当てられるようになる。

10. リストをPDFで出力する

Appleには、どんなリマインダーでも印刷可能なPDFに変換する便利なツールがあるので、リストを出力して配ることができます

チェックマークもついているため、リストをもらった人たちはリストの項目を物理的にチェックしながら仕事を進められるのです。この機能は、グループで作業している時や外出先で便利です。

手順

  1. 任意のリストを開き、「メニュー」をタップして「印刷」を選ぶ。
  2. 共有」をタップし、「ファイルに保存」を選択してファイル・アプリに保存するか、好みのメッセージアプリを使ってPDFを送信ができる。

リマインダーの新たな世界を冒険しよう

今回のテクニックを知るまでは、タスクとその時間を設定してリマインドしてもらうシンプルなアプリに見えていたかもしれません。

しかし、流石はApple。ユーザーの使いやすさを考え、iPhoneのほかの機能(位置情報など)などとも連携しながら、個々にあった設定を可能にしてくれます。

ご紹介したテクニックで、日々の大切なイベントや仕事にぜひ使ってみてくださいね。

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Wednesday, March 1, 2023

外資への転職、大幅年収アップ「誰が無理って決めたの ... - 転職サイトtype

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アイキャッチ

「受託開発の仕事をこれからも続けていくべき?」
「外資テック企業に転職したいけど、英語ができないから無理?」
「自分のキャリアはこのままでいいのだろうか……?」

そんな悩めるエンジニアたちから寄せられる相談に応じ、Twitterで情報発信を続ける「サカモト@エンジニアキャリア論」(@sakamoto_582)さん(以下、サカモトさん)。

プロフィール画像

サカモト@エンジニアキャリア論さん(@sakamoto_582

外資テック企業で働くソフトウエアエンジニア。エンジニアがテック企業トップに行くためのキャリア論をTwitterなどで発信中

外資テック企業の日本支社でフルスタックエンジニアとして働くかたわら、平日の夜や土日を使い、現役エンジニアやエンジニアになりたい学生たちからの相談に無料で応じ続けている。

「無料キャリア相談を本格的に開始したきっかけは、『経験年数15年フロントエンドエンジニアの年収が396万円』というツイートを目にしたことでした。

もともと日本のエンジニアの給与が海外と比較しても低い現状に問題意識を持っていましたが、これは何とかしなければいけないと思ったんです」(サカモトさん)

この1年で、DMやオンラインで相談に応じた人数は150人以上。「思いがけず多くの人から連絡をもらうようになった」と話すサカモトさんに、エンジニアがキャリアの不満・不安を解消し、悩みから抜け出すための方法について聞いた。

蓋を開けたら意外と多かった、ブラック企業勤めエンジニアからの相談

キャリア相談

ーーサカモトさんの元には、エンジニアたちからどんな相談が寄せられていますか?

SIerやSESなどクライアント向けにITサービスを提供するような企業で働いている方から「これからのキャリアをどうするべきか」という相談を受けることが多いです。

例えば、「今の会社の開発スタイルが古くて不安」だという相談もあれば、「長時間労働で疲弊している」という声も寄せられます。

Web系企業で働くエンジニアからすると意外かもしれませんが、老舗・中小規模のSIerやSESだと、ブラック企業ってまだまだあるんですよ。

以前、僕が相談に応じた方の中で「残業時間だけで月に百何十時間も働いている」とおっしゃっていた方がいたので驚きました。

ーーブラックな環境にいてキャリアに悩んでいるエンジニアに対しては、どんな提案をしているんですか?

各自の状況にもよりますし、本人が何を望むか次第なんですが、相談者の方が「技術的にも働く環境的にももっとまともな会社に行きたい」ということであれば、まずは転職したい企業を具体的にイメージするところから始めてくださいとお伝えします。

そして、そこに向かうためのロードマップをつくり、この相談が終わった後のネクストアクションを具体的に決める

話はしたけど次にやることが分からないまま、相談者の方がモヤモヤして終わらないようにするのが僕なりのポリシーです。

あとは、超有名企業じゃなくても、世の中には技術的にまともな会社はたくさん存在していますから、そういう企業をどうやって転職活動で見極めるかもお話ししますね。

ーーそれは簡単に見極められるものですか?

ええ。技術的にまともな会社は、技術力を持ったエンジニアを採用していくために、選考フローの中で必ずフィルタリングを行っていますから、選考フローを見るだけで幾分か分かります。

例えば、現場のエンジニアが面接の場に出てきて候補者の技術力をしっかり確かめるとか、コーディングテストで足切りされるようになっているとか、そういう仕組みがある会社です。

選考の対策を面倒に感じる人もいるかもしれませんが、そういう企業の面接を実際にいくつか受けてみると、得られるものは多いはず。

各社の面接で自分がつまづいたところや、うまく答えられなかったところが分かると、年収アップ、キャリアアップをかなえるために今の自分に足りていないことが見えてくると思います。

“キャリア不満”の解消は、「制約」を取り払うことから始まる

キャリア相談

ーーキャリア相談に訪れるエンジニアの方は、サカモトさんと話すことで、「こういう企業に行きたい」「将来どうなりたい」というビジョンをすぐに見つけられるのでしょうか?

ぱっと出てくる人は少ないですね。なぜなら、ほとんどの人は、いろいろな制約の中でどうなりたいかを考えようとするので。

ーー制約ですか?

はい。例えば、Googleで働いてみたいと心の中で思っても、いやいや自分のレベルでは到底無理だとか、英語ができないから採用されないだろうとか、決めてしまうんですよね。

でも、その制約って実際は自分で変えられるものであることも多いはず。

例えば、英語は勉強すれば誰でもある程度できるようになるし、技術力だってそうです。Googleで働くエンジニアに求められる技術力のレベルを調べて、そこに向かって努力さえできれば目標に到達できる可能性は十分ある。

長期戦になるかもしれないし、努力も必要だから実際に続けられる人は少ないかもしれないけれど、それだってそこに向かう過程で今よりステップアップできることは間違いない。

なのに、自分で勝手に制約を設けて「今できること」の範囲で行きたい企業を考える人って多いんです。

かつて僕自身もそうだったので、「できない理由」を並べ立てなくなる気持ちは痛いほど分かるんですけど、それはすごくもったいない。

だから、エンジニアの皆さんには「いったんすべての制約を外して、行きたい企業ややりたいことを自由に考えてみましょう」とお伝えしたいですね。

ーーサカモトさんが、自分の制約を取り払うことができたのは、何かきっかけがあったんですか?

はい。僕自身も日系企業で働いていた時は、自分が外資テックに行くのは無理だろうって思っていた時期もあったんです。

でも、知人のソフトウエアエンジニアが、子育て中にも関わらず勉強して、GAFAに転職したんですよ。それを見てはっとして。

僕より時間的制約がある中で勉強してスキルアップして行きたかった企業に転職できた人がいるんだから、自分だって限界を決めずにやればできるかもしれないって思えたんです。

そこで行動を起こした結果、自分としてはより満足のいくキャリアを描けるようになりました。

「マネジメント側にいかないと給料が上がらない」それってホント?

キャリア相談

ーーそもそも、現状のキャリアに対する不満や、将来のキャリアへの不安も、自分の中で制約をもうけているから生じるのかもしれませんね。

そうだと思います。例えば、「将来的にマネジメントを極めようか、一介のエンジニアとして技術を極めてやっていこうか、悩んでいます」という相談がよくあります。

多くの場合、「一介のエンジニアでやっていきたいけど、マネジメント側にいかないと年収が上がらないから、マネジメント側にいくしかないですよね?」って相談者の方は思っているんですよ。

でも、本心ではエンジニアでい続けたいなら、そのまま年収を上げることはできないのか? と考えて、調べてみる。

すると、「外資テックに転職すれば両方の希望がかなう」ということや、日系企業であっても「この会社ならエンジニアのまま給料を上げていけるのか」ということが分かってくると思います。

さらに、そうはいっても英語力が……、技術力が……っていう制約が出てくるなら、じゃあ2年後なり3年後なりに希望の会社に転職できるように、今日からできることは何かを考えて、やれることから始めればいいんです。

目標に向かって行動を起こすだけで、だいぶ現状の不満もやわらぐし、将来の不安も解消されていくはずですよ。

ーーなるほど。目標を立ててロードマップを引いて歩き出すわけですね。

はい。

あとは、行きたい企業の面接を受けて落とされるのは嫌だから、「しっかり準備が整ったら面接を受けよう」というエンジニアの方も多いのですが、自分が目指すべき先を具体的にイメージするためにも、今は力不足でもいいから行きたい企業の面接はすぐに受けてみた方がいいです。

仮に2年後に入社しようと思ったら、半年に1回面接を受けていけば4回も面接できるわけじゃないですか。たとえ1回目、2回目とあっさり落とされたとしても、これはかなり有意義な経験ですよね。

大学入試だって、いきなり第一志望の試験から受ける人はほとんどいないじゃないですか。たいていの人は志望校の過去問を何度も解いたり、模擬試験を受けたりしてから本番に臨みます。

転職の面接も、そういうふうに考えていいと僕は思います。面接を受けて落ちたとしても、その時にちょっと凹むくらいで(笑)、得られるものの方が多いはず。

中途採用だと何度も面接を受けられることがほとんどだと思いますから、行きたい企業があるのであれば、諦めずにトライしてみましょう。

ーー確かに、何度挑戦したっていいはずなのに、一回落ちて「自分にはやっぱり無理」とあきらめてしまう人も多そうですね。

そうなんです。でも、それもやっぱり自分で勝手に決めた制約ですから、取り払ってしまえばいいんです。

どうせ無理、きっとできない……そんな言葉が頭に浮かんだときは「本当にそうなんだっけ?」と自分に問い掛けてみる。

そこから、「こうすればできるかも」「いつまでならできるかも」と考えるクセ付けができると、現状の問題も解決できるし、きっとこれからも満足のいくキャリアを歩めるようになると思いますよ。

取材・文/栗原千明(編集部)

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知らぬ間に詐欺加害者に!? 子どもにスマホを持たせるときに、決め ... - All About

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マホを持ち始めの時に決めたいルールや約束、対策とは

スマホを持ち始める時に決めたいルールや約束、対策とは(画像はイメージ)

NTTドコモモバイル社会研究所の「2022年親と子の調査」(2023年2月)によると、スマホの所有率は、小学生高学年で4ポイント上昇し、37%と過去最高に。中学生は76%でした。なお、スマホの利用率は小学生で上昇傾向、中学生は80%後半となっています。
 
子どもは、たとえスマホを所有していなくても、親のスマホや家族の共用スマホなどを利用することも多いのです。このようにスマホの利用率や所有率が上がると、当然トラブルも増えます。
 

スマホ利用で知らぬ間に加害者になる例も

最近、女子中学生がPayPayアカウントを乗っ取られ、それがチケット詐欺の受け渡し場所として悪用されてしまったという投稿が話題になりました。
 
スマホにはフィルタリングなどの安全対策を施し、会った事がある人以外との個別でのやり取りを禁止するなど、ルールも決めていました。その上、ネットでは素性を偽れることなども伝えてあったにも関わらず、被害にあってしまったといいます。
 
中学生は、Instagramで知り合ったイケメン写真をプロフィールに設定した相手に騙され、PayPayアカウントを作り、認証コードも教えてしまっていました。被害総額は20万円強に及んだそうです。課金できない設定にしていたそうですが、金銭授与の場とするだけであれば口座登録や本人確認もいりません。
 
警察に相談したところ、女子中学生は不正利用の被害者ではなく、反社の活動を補佐する被疑者にあたる可能性もあると言われてしまったとのこと。未成年であることや経緯を踏まえて罪に問われることはなかったものの、不注意を叱られてしまったそうです。
 
スマホを利用開始すると、このように思わぬトラブルに巻き込まれることがあります。子どもにどのように利用させればいいのでしょうか。
 

利用し始める前に決めたいルールや約束

利用し始める前に、子どもと話し合ってスマホについてのルールや約束事を決めましょう。ポイントは親が一方的に押し付けるのではなく、必ず子どもの意見を聞きながら、守れるルールや約束事にしていくことです。
 
ルールや約束事を決めている子ほど、トラブルが少なくなる傾向にあります。安全な利用について考えるきっかけとなり、決めたことが行動指針となるためでしょう。自由に使わせた後に制限しようとしても聞き入れてもらえないので、必ず利用し始める前に決めましょう。
 
具体的には、利用時間の長さ、利用時間帯(夜間は禁止等)、利用して良い場所(居間で使う、夜間は居間で充電等)、個人情報や悪口などは書かないこと、知らない人に会いに行かないこと、知らない人との交流を許可するか否か、裸の写真は撮ったり送ったりしないこと、顔写真は出すかどうか、利用するアプリの種類(SNS、ゲーム等)、課金の有無や課金額の上限などです。
 
ただし、一度決めたルール・約束事も、利用状況や年齢などによって変えていく必要があります。状況が変わったら、子どもと話し合いの上、随時アップデートしていくといいでしょう。
 
大切なのは、「困ったことがあったら相談してほしい」と伝えておくことです。必ず「困ったことや心配なことがあったらいつでも相談してね。怒って取り上げたり禁止したりはしないから。絶対に味方するから信用して」と伝えておきましょう。トラブルに早い段階で気づくことで、問題が大きくなる前に解決できるようになります。
 

まず保護者が安全について学ぼう

続いて、ルールや約束事に合わせて、守りやすくするための設定をしましょう。
 
フィルタリングやペアレンタルコントロールを使えば、有害サイトやフィッシング詐欺などにアクセスすることを防ぎ、利用時間や機能なども制限できます。キャリアで申し込む「あんしんフィルター」、「あんしんフィルター」アプリ、iOS端末用の「スクリーンタイム」やAndroid端末用の「ファミリーリンク」などが便利です。
 
利用させるアプリを決めたら、そのアプリで起きるトラブルやリスクについて調べ、用意された安全設定についても調べましょう。話し合いの上、子どもが同意したら安全設定を活用してもいいでしょう。たとえば、子どもに人気の高いTikTokやInstagram、フォートナイトなどにもペアレンタルコントロール機能が用意されています。自由に使わせるのであれば、約束や見守りなどが必要となります。
 
ご紹介した機能は、保護者が設定、管理する必要があります。一度制限設定をしたらそのままでいいわけではなく、利用状況に合わせて随時設定を見直す必要もあります。つまり、保護者が方針を決めて設定、管理しなければならないので、分からないままではできないのです。
 
保護者世代は情報リテラシー教育を受けていないので、分からない、苦手という方も多くいます。しかし、スマホを利用させるのも親ですが、安全設定をして守るのも親しかできません。利用させるのであれば、子どものためにまず保護者自ら安全について学ぶ必要があるのです。
 
冒頭でお伝えした例で分かる通り、ご紹介した機能を使えば絶対にトラブルにあわないということではありません。子どもが利用するSNSなどでもトラブルが起きるため、リテラシーを高めたり、利用の見守りなども必要です。
 
利用し始めてからは、使っているアプリ等について普段から会話するようにしてください。子どもが関係する事件が報道されたら子どもに伝え、トラブルにあわない使い方について話し合うことで、子どものリテラシーが高まる効果があるはずです。
 
スマホやネットは利用しながら学んでいくものであり、トラブルに一切あわないということは不可能です。保護者も子どもと一緒にリテラシーを高めていくという意識でいるといいのではないでしょうか。
 
 

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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